
皆さんこんばんは
12日は「いちご」の第2四半期決算発表日でした。
では早速結果を見ていきましょう!
決算数字
売上高 33,386 単位 百万円
営業利益 12,650
純利益 8,873
となってます。
前期比では減収減益となってます。
理由は、第1四半期決算発表時の記事にも書きましたが、
前期はいちごがスポンサーとなってるREITに大型の売却を実施していることが主な要因です。
進捗率
今期予想に対する進捗率はどうなったでしょうか?
売上高 44.2%
営業利益 61.4%
純利益 65.7%
となっています。
第1四半期時では、それぞれ17%、13%、16%程度だったので、
第2四半期で数字を出していますね。
以前記事にしました大型オフィスビル案件が大きかったようです。
またアセットマネジメントの運用フィー収入も増加しており、順調に資産を増やしています。
特記事項
今回の決算の注目点です。
①利益率の高さ
②新規事業への進出
③自社株買い
①利益率の高さ
今回の決算で目を引いたのが利益率の高さです。
いちごはもともと利益率の高い会社ですが、今回の決算は今まで以上の数字となっています。
売上利益率は45%、営業利益率は37.9%となっています。
前述の大型オフィスビル案件においても、鑑定評価による含み益3億9千万円を大幅に上回る
73億57百万円の売上総利益をあげています。
今後この利益率を保つことは難しいと思いますが、
売上高の進捗率より利益率の進捗率がだいぶ高い点を見ても今後に期待できる数字ではないでしょうか。
②新規事業への進出
決算資料の中で新規事業への進出について説明がありました。
いちごオーナーズとセルフストレージについてです。
いちごオーナーズ
顧客の獲得と物件の獲得が順調に進んでいます。
顧客は個人が50名程度、提携会社が100社程度、物件は45億円程度獲得できたとのこと。
また、実際にオーナー代行している物件についても紹介がありました。
セルフストレージ
以前の記事にしましたが、今後成長が見込める市場なので早期拡大を目指しているようです。
室数は5年で5倍の15,000室を目指すとのこと。
現金及び現金同等物が500億円近くありますので、資金力を生かす経営となりそうです。
③自社株買い
決算発表と同時に430万株・15億円を上限に自社株買いを発表しています。
株主利益の向上をはかるためとのことです。
確かに株価的にはプラスになるんでしょうが、個人的にはあまり嬉しくはないですね。
そもそも株価が最近順調なのと、上記のとおり有望な新規事業があるのだから、
そちらに資金を集中してほしいと考えます。
年明けから少し前までは株価の下落が続いていたので、そのあたりを配慮したのでしょうか。
株主重視の姿勢は評価できますね。
以上、いちごの第2四半期決算についてでした。
今後も期待できそうな内容で、3ヶ月後が楽しみです!!
決算数字
売上高 33,386 単位 百万円
営業利益 12,650
純利益 8,873
となってます。
前期比では減収減益となってます。
理由は、第1四半期決算発表時の記事にも書きましたが、
前期はいちごがスポンサーとなってるREITに大型の売却を実施していることが主な要因です。
進捗率
今期予想に対する進捗率はどうなったでしょうか?
売上高 44.2%
営業利益 61.4%
純利益 65.7%
となっています。
第1四半期時では、それぞれ17%、13%、16%程度だったので、
第2四半期で数字を出していますね。
以前記事にしました大型オフィスビル案件が大きかったようです。
またアセットマネジメントの運用フィー収入も増加しており、順調に資産を増やしています。
特記事項
今回の決算の注目点です。
①利益率の高さ
②新規事業への進出
③自社株買い
①利益率の高さ
今回の決算で目を引いたのが利益率の高さです。
いちごはもともと利益率の高い会社ですが、今回の決算は今まで以上の数字となっています。
売上利益率は45%、営業利益率は37.9%となっています。
前述の大型オフィスビル案件においても、鑑定評価による含み益3億9千万円を大幅に上回る
73億57百万円の売上総利益をあげています。
今後この利益率を保つことは難しいと思いますが、
売上高の進捗率より利益率の進捗率がだいぶ高い点を見ても今後に期待できる数字ではないでしょうか。
②新規事業への進出
決算資料の中で新規事業への進出について説明がありました。
いちごオーナーズとセルフストレージについてです。
いちごオーナーズ
顧客の獲得と物件の獲得が順調に進んでいます。
顧客は個人が50名程度、提携会社が100社程度、物件は45億円程度獲得できたとのこと。
また、実際にオーナー代行している物件についても紹介がありました。
セルフストレージ
以前の記事にしましたが、今後成長が見込める市場なので早期拡大を目指しているようです。
室数は5年で5倍の15,000室を目指すとのこと。
現金及び現金同等物が500億円近くありますので、資金力を生かす経営となりそうです。
③自社株買い
決算発表と同時に430万株・15億円を上限に自社株買いを発表しています。
株主利益の向上をはかるためとのことです。
確かに株価的にはプラスになるんでしょうが、個人的にはあまり嬉しくはないですね。
そもそも株価が最近順調なのと、上記のとおり有望な新規事業があるのだから、
そちらに資金を集中してほしいと考えます。
年明けから少し前までは株価の下落が続いていたので、そのあたりを配慮したのでしょうか。
株主重視の姿勢は評価できますね。
以上、いちごの第2四半期決算についてでした。
今後も期待できそうな内容で、3ヶ月後が楽しみです!!