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皆さんこんばんは。
だいぶ涼しくなってきましたね。
さて、今回は気になる企業紹介です。

紹介するのはマザーズに上場している弁護士ドットコムです。
早速、紹介にうつります。

6027 弁護士ドットコム


東証マザーズに上場しているいわゆる新興企業です。

会社名にもあるように、
法律相談サイト「弁護士ドットコム」や
税務相談サイト「税理士ドットコム」を運営しています。

このサイトの会員から得る手数料が主な収入源となっています。

サイトでは、弁護士側と相談側がそれぞれ会員となり、
弁護士は顧客開拓を相談側は安価で専門家に相談できる機会を得ることができます。

中々、個人が弁護士事務所にいきなり相談に行くのはハードルが高いと思いますので、
ネットが普及している現代ではこういうサイトが利用されるのも納得です。

弁護士側としても、埋もれていた顧客を発見する良いツールになるのではないでしょうか。

双方から手数料収入が得られることも会社の強みですね。
今後どれだけ会員を取り込めるかが成長の鍵だと思います。

業績

業績は以下のとおりです。

                               売上高  営業利益   純利益  (単位百万円)
2013         150              -17               -16
2014                          291               15                13
2015                          690              157              112
2016                        1,114              295             179
2017         1,657              407             257

と2014年度に黒字化して以降順調に成長しています。

ROEと営業利益率はともに20%を超え、
自己資本比率は80%を超えており、
高収益かつ財務も健全だといえるのではないでしょうか。

今期予想も30%以上の増収、20%以上の増益を見込んでいます。

インターネットサイト運営企業ですので、設備投資で巨額を投資する必要も無く、
資産のほとんどが流動資産です。

有利子負債も少なくキャッシュフローもしっかり本業で稼げています。

有料会員数が、前期実績で30%以上増えており、急成長しています。
今後、会員数がどこまで伸びるのか、伸び悩んだ時にどうビジネスを広げていくのか見ていきたいです。