
みなさん、こんにちは(こんばんは)。
セミリタイア/サイドFIREして家族とのんびり生活している投資家の森田です。
我が家は3人のこどもたち名義の口座でも投資を行っています。
こどもの口座を特定口座源泉徴収なしにしていたのですが、悲惨なことになった話を書いていきます。
こども口座で運用している人の参考になれば幸いです。
こども口座の活用
いまはもう廃止となったジュニアNISA口座はもちろん活用していますが、こども名義の特定口座でも投資をしています。理由は税制的に有利だからです。
我が家のこどもたちはまだまだ小さいので収入はありません。
所得ゼロです。
なので、基礎控除の範囲内であれば投資で利益を得ても税金がかからないわけです。
所得ゼロ扱いになるからです。
私の口座で運用していると、利益には20.315%の税金がかかりますが、こどもの口座だとかからない。
あくまで、基礎控除の範囲内という条件はありますが、これはそこそこ大きなメリットです。
3人のこどもの口座を上手く活用すれば、合計で100万円ほどの利益があっても税金はかかりません。
私の口座でやっていると利益が100万円だと20万円ほどの税金がかかるわけですから、お得ですよね。
そういうわけで、こどもたちの特定口座でも投資をしているわけです。
源泉徴収なし口座
一般的には特定口座といえば源泉徴収あり口座を選択していると思いますが、こどもたちの特定口座は源泉徴収なし口座を選択していました。源泉徴収あり口座にすると、利益が出た段階で税金が取られるからです。
確定申告すれば返ってくるとはいえ、時間や手間もかかりますし、それなら源泉徴収なし口座にはじめからしておこう、という考えていました。
どうせ基礎控除を超えるような金額を稼ぐつもりはなかったですし。
外国株の配当で悲惨なことに
この方法で今までは特に問題なくやってきていたのですが、2024年は問題が起きました。外国株投資をしだして、外国株の配当金を受け取ったんですよね。
その何が問題かというと、SBI証券だと特定口座源泉徴収なし口座では、外国株の詳細な配当金は配当金の支払い時の度に作成される外国株式等配当金等のご案内(兼)支払通知書でしか確認できないんですよね。
※配当金は源泉徴収なし口座でも厳選徴収されます。

出典:SBI証券サイトより
つまり、外国株の配当金から徴収された税金を取り返すには、配当の度に作成された外国株式等配当金等のご案内(兼)支払通知書を一つ一つ確認して、データを入力していく必要があるんです。
ちなみに、日本株の配当金は年間分をまとめた上場株式配当等支払通知書が発行されるので、これを転記するだけで楽ちんです。
さらにいうと、楽天証券だと年間支払通知書に外国株式の配当金も書かれているんですよね。
SBI証券も同じだと思ったのが、失敗の原因でした。
確定申告に悪戦苦闘
ということで、昨日は外国株式等配当金等のご案内(兼)支払通知書を全部ダウンロードして、一つ一つ確認しましたよ。確定申告自体は結構好きな作業なんですが、これは面倒でしたね。
米国株って4半期配当が多いので、それもネックでした。
国税庁のサイトも入力する場所がわからなかったりで悪戦苦闘。
ですが、無事完了して、郵送で提出。
こどもはスマホ電子証明書ができないので、書面で提出です。
ここでもちょっといらっとしましたね。笑
まあ、還付額から逆算すると時給換算で1万円ぐらいの作業だったので、まあやってよかったです。
こども口座で外国株の配当金を受け取るなら、源泉徴収あり口座にすることをおすすめします。
(確定申告せずに税金を取り返すつもりがないなら別ですが)
この苦労を妻にわかってもらおうと一生懸命説明したのですが、全く通じませんでした。笑
仕方ないので、昨日は一人で深酒しましたよ・・・
いやー疲れた疲れた
でも終わってみるといい経験でしたね。


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