画像


皆さんこんばんは
また台風が近づいてますね。
それもよりによって3連休中に日本列島を通過するようです・・・

本日は、2337いちごの株価の動きについてです。



私は、ファンダメンタルを重視しておりテクニカル分析はあまりしないので、
チャートがどうこうといった話ではないです。

取り上げるのは信用残高についてです。

ここ最近はいちごの株価は上昇していますが、信用残高の動きも変化しています。

7月初めには、2000万株あった信用買残高が、
直近では950万株まで減少しており半分程度の残高になっています。

株価が動き出したのもこのことが一つの要因でしょう。

ただ、いちごの信用取引については他の株と大きく違う点があります。
それは、一般信用取引と制度信用取引の買残高割合です。

制度信用取引は、取引後6ヶ月以内にポジションを解消する必要があります。

ですので、制度信用取引の買残高が多い場合は6ヶ月以内に同数量が売られる可能性が高いです。
通常、信用取引買残高の多くを占めるのが、この制度信用取引を利用したものです。

一方、一般信用取引にはポジション解消について期限がないので、
1年でも5年でも保有することが可能です。

ただ、一般信用取引は制度信用取引に比べ金利が高いため前述のとおり、
制度信用取引が主に利用されています。

いちごの信用取引買残高をみてみると、一般信用取引の方が大幅に多いことがわかります。

9/8現在で、制度買残 265万株 一般買残 690万株 
と一般信用買の多さが目立ちます。

同業の4321ケネディクスは、制度 750万株 一般 670万株、
日本を代表するトヨタは、制度 200万株 一般 120万株  

となっていることからも、いちごの一般信用の割合の高さは際立っています。

では、何故一般信用取引が多いのでしょうか?金利面で不利にもかかわらず。

おそらく、金利面でのデメリットを長期保有することで、
上回ることができると考えている投資家が多いのだと思います。

短期で取引するつもりなら、わざわざ金利が高い一般信用を利用するメリットはないのですから・・・
いちごの安定した長期的経営が投資家にも伝わっているのでしょう。
私ももちろん長期保有します!!