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皆さんこんばんは。
毎週のように北朝鮮がミサイルを発射してますね。
政治的な話はいろいろあるんでしょうが、平和が一番だと思います。

さて、今回は生命保険についてです。





私事ですが、0才児の子どもをもつ身として、
また住宅の購入を決めたこともあって生命保険について考えてみました。

生命保険の目的や種類、必要性などをまとめていきます。


生命保険の種類

生命保険の種類は目的別に分けて大きく3つです。
(細かく分けると説明が複雑になるのでここでは目的別に分けます。)

①死亡保険

保険加入者が死亡した時に一定の金額が払われる保険です。
一家の稼ぎ手が万が一死亡した際に、残された家族が生活できるように備える保険です。

当然ですが、若い人の掛金は安く、高齢になるほど掛金は高くなります
生涯保険期間となる終身保険タイプや一定期間(10年間や、子どもが学校を卒業するまで等)が
保険期間となる定期保険などがあります。

②医療保険

保険加入者が入院・通院した時や、
がん等特定の病気・疾病が判明した時などの医療費に備える保険です。

入院1日につき○○円が支払われる保険や、
保険診療対象外の先進的医療費をまかなう保険など様々な種類があり、
特約なども含めて保険内容は多岐にわたります。

一般的に死亡保険と同様に若年層ほど掛金は安くなります。

③貯蓄型保険

一定期間掛金を支払うことを条件に、
満期日にまとまった金額が支払われる・満期日以降に定期的に一定金額が支払われる保険です。

こどもの進学資金用の学資保険や、定年退職後に受け取る年金保険などがあります。
通常、満期日まで掛金をきちんと支払えば、掛金総額より保険支払額が多くなります。

以上、生命保険は大きく3つ種類があります。
私は、多くの人は保険に加入する必要がないと思っています。
その理由を保険の目的を確認しながら説明していきます。


生命保険の目的


生命保険の目的は万が一の事態に備えることです。

ここでいう万が一の事態とは可能性は低いがそれが起こった場合、
生活ができなくなる(金銭的な意味で)というような事態を指します。

例えば、貯蓄のない小さな子どもがいる家庭で親が亡くなるケースなどですね。
残された家族の生活は厳しいものになるでしょう。

同じ死亡というケースでも、被扶養者のいない独身者が無くなった場合だと、
その家族でも生活に困ることはありません。(金銭的に)

また、子どものいない夫婦の場合はどちらかが亡くなったとしても、
フルタイムで働けるのであれば充分暮らしていくことは可能でしょう。

医療費についても、日本は健康保険制度がありますので、
医療にかかったお金=自分が払うお金ではありません。

月額の上限金額がありますので、月に数十万円といった金額が請求されることはまずありません。
以上のようなことを踏まえて、生命保険が本当に必要なのか考える必要があります。

私が保険が必要だと考える人は、自分が死亡した場合や働けなくなった場合家族が生活できなくなるという人だけです。

また、その場合も保険加入は必要な期間のみにすべきです。
万が一自分が死亡した際子どもが心配ということで保険に入られたのであれば、
加入期間は子どもが独立するまでにするというような具合です。

保険の営業やCMなどで、不安をあおられるとどうしても心配になりますが、
あくまでも冷静に保険加入を検討すべきです。

保険の掛金で、普段の生活が圧迫されるなら本末転倒なのですから。

また、保険の掛金設定は業者に利益がでるようになっていることも踏まえて保険加入を決断してください。

基本的には、保険は加入すれば損をします。

これは保険会社も慈善事業ではないので当然のことです。
それでも、万が一に備えなければならない場合のみ保険加入を考えて下さい。

まとめ

・保険加入は冷静に検討する。(不安・心配になった状態で決めない)
・保険以外で対応できないか考える。(貯金、労働の収入では対応できないか?)
・保険加入は、必要な期間のみにする。