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みなさん、こんばんは。

経済的自由を目指す投資家の森田です。

好調だった銀行株がガツンと下落しています。

銀行株大幅下落

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3月14日、本日の株式市場は大荒れでした。

中でも銀行株は軒並み大幅下落。

御覧のようにメガバンクの三菱UFJFGも例外ではなく、窓をあけて大幅に下落しています。

いやー、厳しいですね。

シリコンバレー銀行破綻

銀行株暴落の原因は米国のシリコンバレー銀行が破綻したからです。

銀行破綻としてはリーマンショック以来の規模ということで、インパクトの大きな出来事でした。

シリコンバレー銀行の破綻を受けて米国の銀行株も下落、その影響で日本の銀行株も下落したわけですが、正直ちょっといきすぎだと考えています。

日本の銀行とは事情が違う

破綻したシリコンバレー銀行はシリコンバレーと名前がついている通り新興企業を主な顧客としています。

そのため、そもそも長期的に一定額を置いておくというよりは、投資家から資金調達したお金の置き場として使われているだけで、開発費や人件費、広告宣伝費などでガンガン減っていく性質の預金です。

それでも顧客である新興企業の資金調達がどんどんできればよかったのですが、金利の上昇もありそれも難しくなっていました。

で、増加する預金の引き出しに対応するために値下がりしている債権をやむなく売却するはめに。
それでも補填できず結局破綻という流れです。

そもそも現預金の比率が7%(2022年12月時点)と低い上に、短期で引き出される性質の預金が多いにも関わらず、長期債券に多く投資していました。

これが結果的には失策となります。
金利上昇で、資金繰りの悪化した顧客企業が預金を引き出し、現預金を補填するためにこれまた金利上昇で価格が下落している長期債券を泣く泣く売って損失が出たという構図です。

国内銀行はシリコンバレー銀行に比べて、顧客の性質も違いますし、銀預金比率も高く、投資対象も保守的なので、今回の破綻は銀行全体の問題というよりはシリコンバレー銀行固有の問題だと考えています。

下げすぎか

となると、正直ここ数日の下げは極端すぎると思いますが、そもそも昨年末ぐらいから急激に銀行株が上昇していますからね。

上げた反動もあると思います。
が、それでもどちらかというとやっぱり下げすぎかなー。
ということで、いくつか銀行株を買いました。

この問題が落ち着いて、3月の権利確定日に向けて配当狙いの買いも入れば、10%ぐらいは取れるかなーと期待していますがどうなるでしょうか。


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