皆さんこんばんは。
8月も来週で終わりですが、まだまだ暑い日が続きますね。
体調に気をつけてのんびりいきましょう!!

さて、今回はNISA(少額投資非課税制度)についてです。

ご存じの方も多いと思いますが、来年から積立NISAもはじまる予定ですので、
改めて制度の確認と活用方法を考えていきたいと思います。

NISA

まずNISA制度について簡単に説明します。

日本は海外先進国に比べ、資産全体の内、預貯金の割合が多く、株式などの金融資産は少ないのが現状です。

貯蓄から投資へ」という大号令のもと金融庁が中心となり、制度化されたのがNISAです。

少額投資非課税制度という名称どおり、NISAを利用した取引の利益には税金はかかりません。
通常、20%程度は税金が徴収される(源泉徴収有り口座の場合)ので、大きいですね。

現行のNISA制度は年間金額上限が120万円
非課税期間が5年間となっています。

120万円×5年間で最大600万円が非課税で運用できることになります。

注意点は非課税期間が5年間と短いことです。
5年間という短い期間ですと売却をいつするのかが問題になってきます。

金融危機(リーマンショックのような)で市場全体が暴落する等、
市場は短期的には大きく下落する可能性もあるので、売却のタイミングで損益が大きく変わります。

ロールオーバーという5年間の非課税投資期間後に、
再度新しいNISA枠(時価で120万円以内)に入れることは可能ですので、
制度をうまく活用したいですね。

積立NISA

つづいて、積立NISAについてです。

来年より開始予定の積立NISAは、
年間金額上限が40万円、非課税期間が20年間となっています。

現行NISAに比べ、金額は少なく非課税期間は長くなっています。

40万円×20年間で最大800万円が非課税で運用できます。

ただし、積立NISAで投資できるのは、信託報酬等の低い投資信託・ETFのみとなっています。
個別株は投資対象になりませんので注意が必要です。

積立NISAは現行NISAとの併用はできませんので、
来年以降はどちらかのNISAを選択することになります。

どちらを選択するのかは、もちろん個人の自由ですが、私なりの意見を書いていきますね。

まず、個別株に投資をしたい方は上記のとおり積立NISAでは投資できませんので、
現行NISAを選択することになります。

現行NISAは非課税期間が5年間と短いので、
長期投資向けのインデックス投信やETFは投資対象に向いてないでしょう。

数年で株価が大きく上昇しそうな個別株をいくつか購入するのが現行NISAの一つの戦略になると思います。

それに比べ、積立NISAは非課税期間が20年間と長期にわたるため、
20年後を想像しながら投資対象を選ぶ必要があります。

個別株の場合は、現在優良と言われてる企業でも20年後はどうなっているかわかりません
JALやシャープ、東芝などの事例のように、日本を代表する企業も没落する可能性はあるのです。

となると、個別株よりは市場全体に幅広く投資するインデックス投信やETFが向いていると言えるのではないでしょうか?

20年後どの株が上昇しているかを当てるのは困難ですが、長いスパンで見れば何度か市場の暴落はあったとしても、世界経済は成長していくと考えられます。

となると幅広い銘柄を投資対象とする方が長期投資には向いているのではないでしょうか?

市場全体に投資するということは、未だ見ぬ優良企業に投資するということでもあるのですから。

以上、私の考えとしては、

長期投資を考えている方は積立NISA
今後数年成長する個別銘柄の選定に自信のある方は現行NISA

を選択するのが良いという結論です。

積立NISAについては、今後制度がもっと明確になると思いますので、注目していきます!