こんばんは。
経済的自由を目指す投資家の森田です。
先日、ケアネットについて記事にしました。
正直決算を見て「これは下げるなー」と思っていたのですが、予想外に株価は上昇しています。
2022年12月期はコンセンサス上振れ
2月13日に発表した2022年12月期決算ですが、内容はまずまずでした。
コンセンサスを若干上振れした着地。
数字的には可も無く不可もなくといったところですね。
ただ、次期の業績予想はやはり保守的でした。
2023年12月期予想は保守的
2023年12月期の業績予想は売上高17.9%増、営業利益5.2%増、純利益8.3%増の予想と、増収増益ではるものの、成長株としては少し物足りない数字です。やはり保守的な予想を出してきたか…という感想ですね。
利益に関してはコンセンサスにも大きく届かない予想となっており、株価の下落を予想していました。
プライム市場の昇格の話も無かったですし。
予想に反し株価は上昇
ただ、翌日は寄り付きこそ低く始まりましたが、株価は上昇。その後も割と堅調に推移しています。
おかげさまで決算前に買った1,000株をリカクすることができましたが、この決算で上がるのは意外でしたね。
中期経営計画達成できるのか?
ケアネットの中期経営計画の目標値です。
2025年に売上高300億円、営業利益100億円を掲げてますが、達成するできるのか怪しい気がします。
コロナ禍真っ最中の成長スピードであれば達成できたと思いますが、前期、今期と成長スピードが鈍化しています。
2023年の業績予想値が売上高110億円、営業利益30億円ですので、ここから2年で、目標を達成するには50%の高成長を2年続けても届きません。
2024年、2025年は70%~80%という非常に高い成長を遂げる必要があります。
正直、今期業績が上振れしないと、中期目標の達成は難しいと考えています。
M&A頼みか
となると、中期目標を達成するためにM&Aをしていくのかなと予想しています。前期も医療関連の企業を買収していますし、今期以降はもっと大きな規模の企業を買収していくことを検討しているのではないでしょうか。
同業社のメドピアも大規模な買収をしていましたね。
ただ、そうなると怖いのが増資。
買収資金を用意するために増資や悪夢のMSワラントが実施されないことを祈っています。
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