今回の記事は、気になる企業の紹介です。
台風上陸のニュースが多くなってきましたね。
天気予報では台風の進路や、雨雲の予測等多くの気象情報が取扱されています。
今回紹介する企業は、そういった気象情報を取り扱う企業【4825】ウェザーニューズです。
【4825】ウェザーニューズ
世界最大規模の気象情報会社です。
BtoB事業
企業向けのサービスは、航海気象や航空気象、鉄道気象等のサービスを提供しています。
船舶等で外国輸送を行う際に、気象情報は何よりも重要な情報となります。
例えば、台風や大雨により数日港に停泊するだけでも、余計な経費がかかったり、時には船舶の破損や人に危害がかかるような自体も起こり得るわけです。
そういった危険を回避したり経費を抑えたりといった、効率的な航海・航空・鉄道計画をサービスとして提供する事業を行っています。
BtoS事業
個人向けサービスは、イメージしやすいと思います。要は天気予報です!
放送局(テレビ等)向けに気象情報を提供したり、個人会員の携帯等に気象情報を提供する等のサービスです。
モバイル・インターネット気象サービスではスマホアプリなどにより会員に対して様々な気象情報を提供しています。
放送気象サービスでは、気象に関わるコンテンツを作成し、テレビ局、ラジオ局の気象番組制作に対して、取材から番組制作までトータルにサポートしています。
事業規模としては、BtoB事業60%、BtoS事業40%となっています。
世界最大規模の気象情報会社
ウェザーニューズは世界最大の気象情報会社です。
競合相手が少ないことも強みとなっています。
気象情報を専門に扱う企業は少なく、ウェザーニューズは世界最大規模の気象情報会社となっています。
現代では、皆さんがテレビで天気予報を見たりするように、気象情報は当たり前に利用されており身近な存在になっています。
気象サービスの市場規模も長期的に成長しており、世界で6000億円以上あり、今後も成長していくと会社側はみています。
ネット技術の進化も市場拡大の要因となっています。
出先でも気軽に携帯で天気予報が見られる時代ですからね。
ではつづいて業績を見ていきましょう。
業績
近年の業績です。
安定してますね。
気になるのは2018年に利益が減少している点です。
会社説明では、減益理由は海外を含む事業拡大に向けた人件費の増加や、システム開発費によるものということです。
海外進出自体は既にしており、売上の20%以上は海外売上となっていますが、更に拡大していく方針のようです。
海外市場の方が規模が大きいのでこの点は評価できますね。
ウェザーニューズは継続的コンテンツサービスであるトールゲート型ビジネスを重視しており、今後もトールゲート型ビジネスの成長を重要視していくとのこと。
トールゲート型ビジネス
気象情報を取り扱うことを考えると、契約後に継続的にサービスを提供し収益を得るビジネスモデルが適していると言えますね。
財務基盤の強さもウェザーニューズの特徴です。
高い自己資本比率
財務基盤に関しては、自己資本比率が87%と90%近い数字です。
また、キャッシュフローについても営業キャッシュフローでしっかり数字をあげているので、財務状態はかなり良いと言えます。
盤石な財務に支えられ配当も安定して出しており、配当利回りは3%近い状況です。
(H29.8.7現在)
ただ、出来高が少ない傾向があるので、取引の際には注意が必要です。
こんなところで、ウェザーニューズの紹介は以上です。
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世界最大規模の気象情報会社です。
ウェザーニューズの事業は大きく2つに分かれています。
・法人向けのBtoB事業
・個人向けのBtoS事業
です。
BtoB事業
企業向けのサービスは、航海気象や航空気象、鉄道気象等のサービスを提供しています。
船舶等で外国輸送を行う際に、気象情報は何よりも重要な情報となります。
例えば、台風や大雨により数日港に停泊するだけでも、余計な経費がかかったり、時には船舶の破損や人に危害がかかるような自体も起こり得るわけです。
そういった危険を回避したり経費を抑えたりといった、効率的な航海・航空・鉄道計画をサービスとして提供する事業を行っています。
BtoS事業
個人向けサービスは、イメージしやすいと思います。要は天気予報です!
放送局(テレビ等)向けに気象情報を提供したり、個人会員の携帯等に気象情報を提供する等のサービスです。
モバイル・インターネット気象サービスではスマホアプリなどにより会員に対して様々な気象情報を提供しています。
放送気象サービスでは、気象に関わるコンテンツを作成し、テレビ局、ラジオ局の気象番組制作に対して、取材から番組制作までトータルにサポートしています。
事業規模としては、BtoB事業60%、BtoS事業40%となっています。
世界最大規模の気象情報会社
ウェザーニューズは世界最大の気象情報会社です。
競合相手が少ないことも強みとなっています。
気象情報を専門に扱う企業は少なく、ウェザーニューズは世界最大規模の気象情報会社となっています。
現代では、皆さんがテレビで天気予報を見たりするように、気象情報は当たり前に利用されており身近な存在になっています。
気象サービスの市場規模も長期的に成長しており、世界で6000億円以上あり、今後も成長していくと会社側はみています。
ネット技術の進化も市場拡大の要因となっています。
出先でも気軽に携帯で天気予報が見られる時代ですからね。
ではつづいて業績を見ていきましょう。
業績
近年の業績です。
安定してますね。
気になるのは2018年に利益が減少している点です。
会社説明では、減益理由は海外を含む事業拡大に向けた人件費の増加や、システム開発費によるものということです。
海外進出自体は既にしており、売上の20%以上は海外売上となっていますが、更に拡大していく方針のようです。
海外市場の方が規模が大きいのでこの点は評価できますね。
ウェザーニューズは継続的コンテンツサービスであるトールゲート型ビジネスを重視しており、今後もトールゲート型ビジネスの成長を重要視していくとのこと。
トールゲート型ビジネス
ウェザーニューズは継続的にコンテンツを提供するサービスを「トールゲート」、将来のトールゲート売上につながる一時的な調査やシステムを販売を「SRS」として分類しています。
収益の大半はトールゲートによる売上です。
SRSの売上はトールゲート売上の増加に繋がりますので、SRSの拡大も将来の業績拡大に寄与します。
気象情報を取り扱うことを考えると、契約後に継続的にサービスを提供し収益を得るビジネスモデルが適していると言えますね。
財務基盤の強さもウェザーニューズの特徴です。
高い自己資本比率
財務基盤に関しては、自己資本比率が87%と90%近い数字です。
また、キャッシュフローについても営業キャッシュフローでしっかり数字をあげているので、財務状態はかなり良いと言えます。
盤石な財務に支えられ配当も安定して出しており、配当利回りは3%近い状況です。
(H29.8.7現在)
ただ、出来高が少ない傾向があるので、取引の際には注意が必要です。
こんなところで、ウェザーニューズの紹介は以上です。
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