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【4389】プロパティデータバンクが7月29日に2022年3月期第1四半期決算を発表しました。

大幅な減益決算となり、株価は大きく下落しています。

不動産業界におけるDX化をすすめる企業として、成長期待されていただけに減収減益決算に株価は大きく反応したのでしょう。
ただ、ストック収益の増加などプラス材料もあります。

今回はプロパティデータバンクの決算分析をしていましょう。

プロパティデータバンクは不動産管理ソフトを提供している不動産×IT企業です。
プロパティデータバンク 第1四半期決算は減収減益
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プロパティデータバンクの第1四半期決算は大幅な減収減益となりました。

売上高 12.5%減

営業利益 51.3%減

純利益 52%減

となる決算です。

売上高も大きな減少となりましたが、利益半減というのはインパクトがありますね。
株価が下落するのも当然でしょう。

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通期業績予想は増収増益予想ですので、業績予想値に届かない可能性もありそうです。

さすがに利益半減は悪材料としかいえませんが、内容を見ると見た目の数字ほどは悪くないかなとも思います。

ストック収益は増加
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プロパティデータバンクが提供する不動産管理システム「@プロパティ」は利用する棟数などに応じて月額利用料が生じる仕組みです。
ストック収益であるクラウドサービス売上高は上記のとおり、18.8%増と高成長しています。

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プロパティデータバンクのビジネスモデルは@プロパティを導入する際の初期コンサルティングなどでソリューションサービス売上=フロー収益を得て、導入後の月額利用料としてクラウドサービス売上=ストック収益を得るというものです。

安定性の高いストック収益に比べて、ソリューションサービス売上は要は新規で顧客をどれだけ獲得できるかということですので、会社側の説明にもありますが、新規顧客開拓の営業業務にコロナウイルス感染症拡大は悪影響でしょう。
不動産管理のDX化が進むという面ではプロパティデータバンクには追い風ですが。

長期にわたりソリューションサービス売上高が落ち込むと、新規顧客が増えないので将来のクラウドサービス売上高にとっても悪影響ですが、短期間であれば今回のように落ち込むこともあるでしょう。

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クラウドサービス月額利用料は上記のとおり安定して成長しています。
ここが減るようだと要注意ですね。

第2四半期決算以降ではソリューションサービス売上高が回復していくか見ていきたいと思います。

株価は決算後下落
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プロパティデータバンクの株価は決算後大きく下落しました。

決算前1,600円台だった株価は決算後1,200円台まで下落し、現在は1300円半ばで推移しています。

少しは回復しましたが、決算前の株価はまだ遠いですね。

現在の株価で予想PERは約21倍となっており、市場平均よりは高いですがDX化銘柄であることや成長性を考慮すれば割高とまでは言えないと考えています。

ただ、割安とは言えませんので通期でも減収減益となれば株価は更に下落するでしょう。

時価総額100億円未満の小型株で大化け期待もある銘柄ですので、今後も注目していきたいと思います。

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