
みなさんこんばんは。
経済的自由を目指す投資家の森田です。
【9381】エーアイテイーが7月13日に第1四半期決算を発表しました。
また、合わせて業績予想を早くも上方修正しています。
今回はエーアイテイーの決算を分析していきます。
エーアイテイーの紹介記事はこちら
エーアイテイー 第1四半期決算は大幅増収増益

エーアイテイーの2022年2月期第1四半期決算は
営業収益(売上高) 22.1%増
営業利益 71.8%増
純利益 49.4%増
となりました。
好決算ですね。
PERは10倍台前半と成長株として評価されている銘柄ではありませんので、売上22%増、営業利益71%増は素直に良い数字でしょう。
前期がコロナ禍の影響で大幅に業績が悪化した反動というわけでもありません。
では損益計算書(PL)を見ていきましょう。
PL

売上・営業利益ともに大幅に増加しており、営業利益率が大きく向上しました。
3.8%→5.4%の上昇です。
一方で売上総利益率は1.2ポイント程度低下しています。
にもかかわらず営業利益率が増加していますので、販管費を抑制できているということですね。
数字を見てみると販管費は売上が20%以上増加しているにもかかわらず減少しています。
DX化や子会社を含めた効率化などが進んでいるのでしょうか。
エーアイテイーの売上総利益率と営業利益率はともに高いとは言えない数字です。
ただ、エーアイテイーは自社で輸送手段(船舶・航空機など)を保有しないフォワーダーであり、営業減価には船舶などの利用料が含まれています。
顧客が負担するものを一時的に立て替えているというイメージですね。
(その分はもちろん売上にも計上されています)
ですので、立て替え分を除いたエーアイテイーの本質的なサービス(事業)としては利益率はそれほど低くはないと私は考えています。
しかし、数字として利益率が上がってこないとなかなか市場から評価はされないかな?
出来高も極小ですからね。
現在は東証1部上場ですが、おそらくプライム市場には残れないでしょう。
業績予想を上方修正

エーアイテイーは今回の決算発表と同時に今期の中間及び通期業績予想を上方修正しています。
第1四半期決算時点で通期業績予想を修正するのですから、事業環境はかなり良いのでしょう。
通期業績予想は従来予想数値比べて
営業収益(売上高) 8.8%増
営業利益 14.6%増
純利益 14.6%増
となる上方修正です。
中間決算以降も楽しみに業績推移を見ていきます。



エーアイテイーの2022年2月期第1四半期決算は
営業収益(売上高) 22.1%増
営業利益 71.8%増
純利益 49.4%増
となりました。
好決算ですね。
PERは10倍台前半と成長株として評価されている銘柄ではありませんので、売上22%増、営業利益71%増は素直に良い数字でしょう。
前期がコロナ禍の影響で大幅に業績が悪化した反動というわけでもありません。
では損益計算書(PL)を見ていきましょう。
PL

売上・営業利益ともに大幅に増加しており、営業利益率が大きく向上しました。
3.8%→5.4%の上昇です。
一方で売上総利益率は1.2ポイント程度低下しています。
にもかかわらず営業利益率が増加していますので、販管費を抑制できているということですね。
数字を見てみると販管費は売上が20%以上増加しているにもかかわらず減少しています。
DX化や子会社を含めた効率化などが進んでいるのでしょうか。
エーアイテイーの売上総利益率と営業利益率はともに高いとは言えない数字です。
ただ、エーアイテイーは自社で輸送手段(船舶・航空機など)を保有しないフォワーダーであり、営業減価には船舶などの利用料が含まれています。
顧客が負担するものを一時的に立て替えているというイメージですね。
(その分はもちろん売上にも計上されています)
ですので、立て替え分を除いたエーアイテイーの本質的なサービス(事業)としては利益率はそれほど低くはないと私は考えています。
しかし、数字として利益率が上がってこないとなかなか市場から評価はされないかな?
出来高も極小ですからね。
現在は東証1部上場ですが、おそらくプライム市場には残れないでしょう。
業績予想を上方修正

エーアイテイーは今回の決算発表と同時に今期の中間及び通期業績予想を上方修正しています。
第1四半期決算時点で通期業績予想を修正するのですから、事業環境はかなり良いのでしょう。
通期業績予想は従来予想数値比べて
営業収益(売上高) 8.8%増
営業利益 14.6%増
純利益 14.6%増
となる上方修正です。
中間決算以降も楽しみに業績推移を見ていきます。

