みなさん、こんにちは。
経済的自由を目指す投資家の森田です。
先日【2337】いちごの本決算の分析記事を書きましたが、その後に決算説明会のQ&Aが公表されました。
ということで今回はいちごの決算説明会Q&Aについて見ていきます。
決算分析記事はこちら
いちご 決算説明会Q&A
では、さっそくいちごの決算説明会Q&Aから気になって部分を見ていきます。
物件取得見通しについて
今期の物件取得見通しはレジデンスだけで300億円以上を予定しているとのことです。
レジデンスはコロナ禍の中でも売買マーケットが活況で、ホテルなどの売却がなかなか進まない中、前期のいちごの物件取得・売却の大部分はレジデンスでした。
今期もその傾向は続くようですね。
ただ、レジデンス以外でも100億~200億円程度の取得を計画しているとのことですので、コロナ禍以降の業績回復に期待しています。
この状況でホテルの取得を行うのかは注目していきたいですね。
いちごグリーンへの売却は?
いちごグリーンインフラ投資法人への太陽光発電所などの売却は現時点では難しいとのこと。
いちごグリーンへ発電所を売却する場合は、POを伴うことになると思われますが現在のいちごグリーンの投資口価格(株価)では厳しいという見方ですね。
いちごが保有する発電所は含み益がかなり出ているようで、適正な価格で売却するには現在のいちごグリーンの投資口価格ではPOの条件が悪くなるのでしょう。
いちごグリーンの投資主に対してそれでは売却できないし、かといって適正な価格以下で売却するにはいちごの株主価値を下げてしまう・・・
会社としては誠実な姿勢で悪くないなと思っています。
じゃあ、外部への売却はということですが、
太陽光発電所の価格は更に上がることが期待できるため、現時点で売却は考えていないということです。
短期的な利益より長期的な利益を優先しているということですね。
このあたりは私の投資方針とも一致しているので、いちごはかれこれ10年以上保有しています。
ちなみに私のNISA口座はいちごのみです。
絶賛含み損中ですが 笑
いちごの成長戦略(新事業)について
コロナ禍でホテル部門が大打撃を受ける中、新しい事業であるいちごオーナーズとクリーンエネルギー事業が業績の支えとなりました。
今後の成長が見込める新規事業としてはAIレベニューマネジメントシステム「PROPERA」が挙げられます。
私もとても期待している事業です。
既にいちごの保有している物件では高い成果を出しており、外販など今後の事業拡大に期待しています。
今後の成長を期待させるQ&Aが以下です。
ホテル以外にPROPERAを利用していくことも想定しているようですね。
これについては予想外でした。
更に海外展開もほのめかしています。
まあ、まずは国内のホテルでしっかりと実績を出してからですね。
コロナ禍後の外販拡大に期待しています。
トレードピアお台場について
いちごの保有物件の中で群を抜いて規模の大きな物件がトレードピアお台場です。
この物件についてもいちごの心築によりNOIが向上していました。
ただ、上記の通りテナント移動により稼働率が低下しているとのことです。
大規模オフィスなだけに空室をが埋めるのに時間がかかる可能性があるとのことですが、会社側としてはそれほど心配していないようですね。
確か、まだ空きスペースがあって、オリンピック後に活用について検討するというような説明が過去にありましたが、コロナにより状況が変わっていますのでどうなのでしょう?
確認してみようと思います。
ホテルについて
コロナ禍により収益力が大幅に低下したアセットがホテルです。
ホテルにも種類がありいちごの保有するホテルの多くがビジネス利用向けのホテルとなっています。
インバウンド比率が高いホテルほど業績回復は遅れると思われますが、売上が本格的に回復するにはインバウンドの回復が不可欠です。
回復時期の予想は難しいですが、いちごは少なくとも1年は必要だと考えています。
ただ、ホテル売買市場は収益の回復に先行して回復すると考えており、実際、既にいちごは保有するホテルの売却オファーを受けているとのことです。
これは良いニュースですね。
コロナ禍により訪日者数は激減しており、ホテルの宿泊需要も大きく落ち込んでいますが、日本はもともと観光立国を目指しており、訪日者数の増加を政府が目標にしていました。
私も長期的にはホテルの需要も回復し、高まっていくと考えています。
コロナ後の業績回復にはホテル収益の回復が大きな鍵となることは間違いないでしょう。
そのためにも一時的な外部環境の悪化に引きずられて、ホテルを安値で売却することはしてほしくありません。
いちごは前々から適正価格以下では売却しないと言っていますので、株主としても安心しています。
今後もいちごには期待しています。
では、さっそくいちごの決算説明会Q&Aから気になって部分を見ていきます。
物件取得見通しについて
今期の物件取得見通しはレジデンスだけで300億円以上を予定しているとのことです。
レジデンスはコロナ禍の中でも売買マーケットが活況で、ホテルなどの売却がなかなか進まない中、前期のいちごの物件取得・売却の大部分はレジデンスでした。
今期もその傾向は続くようですね。
ただ、レジデンス以外でも100億~200億円程度の取得を計画しているとのことですので、コロナ禍以降の業績回復に期待しています。
この状況でホテルの取得を行うのかは注目していきたいですね。
いちごグリーンへの売却は?
いちごグリーンインフラ投資法人への太陽光発電所などの売却は現時点では難しいとのこと。
いちごグリーンへ発電所を売却する場合は、POを伴うことになると思われますが現在のいちごグリーンの投資口価格(株価)では厳しいという見方ですね。
いちごが保有する発電所は含み益がかなり出ているようで、適正な価格で売却するには現在のいちごグリーンの投資口価格ではPOの条件が悪くなるのでしょう。
いちごグリーンの投資主に対してそれでは売却できないし、かといって適正な価格以下で売却するにはいちごの株主価値を下げてしまう・・・
会社としては誠実な姿勢で悪くないなと思っています。
じゃあ、外部への売却はということですが、
太陽光発電所の価格は更に上がることが期待できるため、現時点で売却は考えていないということです。
短期的な利益より長期的な利益を優先しているということですね。
このあたりは私の投資方針とも一致しているので、いちごはかれこれ10年以上保有しています。
ちなみに私のNISA口座はいちごのみです。
絶賛含み損中ですが 笑
いちごの成長戦略(新事業)について
コロナ禍でホテル部門が大打撃を受ける中、新しい事業であるいちごオーナーズとクリーンエネルギー事業が業績の支えとなりました。
今後の成長が見込める新規事業としてはAIレベニューマネジメントシステム「PROPERA」が挙げられます。
私もとても期待している事業です。
既にいちごの保有している物件では高い成果を出しており、外販など今後の事業拡大に期待しています。
今後の成長を期待させるQ&Aが以下です。
ホテル以外にPROPERAを利用していくことも想定しているようですね。
これについては予想外でした。
更に海外展開もほのめかしています。
まあ、まずは国内のホテルでしっかりと実績を出してからですね。
コロナ禍後の外販拡大に期待しています。
トレードピアお台場について
いちごの保有物件の中で群を抜いて規模の大きな物件がトレードピアお台場です。
この物件についてもいちごの心築によりNOIが向上していました。
ただ、上記の通りテナント移動により稼働率が低下しているとのことです。
大規模オフィスなだけに空室をが埋めるのに時間がかかる可能性があるとのことですが、会社側としてはそれほど心配していないようですね。
確か、まだ空きスペースがあって、オリンピック後に活用について検討するというような説明が過去にありましたが、コロナにより状況が変わっていますのでどうなのでしょう?
確認してみようと思います。
ホテルについて
コロナ禍により収益力が大幅に低下したアセットがホテルです。
ホテルにも種類がありいちごの保有するホテルの多くがビジネス利用向けのホテルとなっています。
インバウンド比率が高いホテルほど業績回復は遅れると思われますが、売上が本格的に回復するにはインバウンドの回復が不可欠です。
回復時期の予想は難しいですが、いちごは少なくとも1年は必要だと考えています。
ただ、ホテル売買市場は収益の回復に先行して回復すると考えており、実際、既にいちごは保有するホテルの売却オファーを受けているとのことです。
これは良いニュースですね。
コロナ禍により訪日者数は激減しており、ホテルの宿泊需要も大きく落ち込んでいますが、日本はもともと観光立国を目指しており、訪日者数の増加を政府が目標にしていました。
私も長期的にはホテルの需要も回復し、高まっていくと考えています。
コロナ後の業績回復にはホテル収益の回復が大きな鍵となることは間違いないでしょう。
そのためにも一時的な外部環境の悪化に引きずられて、ホテルを安値で売却することはしてほしくありません。
いちごは前々から適正価格以下では売却しないと言っていますので、株主としても安心しています。
今後もいちごには期待しています。