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みなさん、おはようございます。

経済的自由を目指す投資家の森田です。

【4825】ウェザーニューズが12月25日に2021年5月期第2四半期決算を発表しました。

前期比で増収増益となる決算です。

コロナ禍の影響でBtoB事業は減収となりましたが、BtoS事業がふた桁の増収となっています。

今回はウェザーニューズの決算について見ていきます。

ウェザーニューズは世界最大規模の気象情報企業です。

ウェザーニューズの紹介記事はこちら
ウェザーニューズ 第2四半期決算は増収増益
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ウェザーニューズの2021年5月期第2四半期決算は増収増益となりました。

前期比で

売上高 3.7%増
営業利益 7.5%増
純利益 3.4%増


です。

コロナ禍により航海気象や航空気象の業績が落ち込んだ一方でBtoS事業であるモバイル・インターネット気象が大きく成長したことで全体としては増収増益となりました。

事業別売上高
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ウェザーニューズの事業別売上高です。

前述の通り、航海気象や航空気象などのBtoB事業はコロナ禍の影響により落ち込みました。

特に航空気象が7.7%減と大きく影響を受けていますね。

ただ、正直もっと悪化するかもと思っていましたので良い意味で意外でした。

一番大きく落ち込んだ航空気象もむしろ底堅いという印象です。

BtoB事業全体では2.7%減と微減となっています。

BtoS事業はモバイル・インターネット気象が19.2%増と大きく伸びています。

BtoS事業全体でも12.1%増とふた桁成長しており、BtoB事業の落ち込みをカバーし、全体では増収となりました。

バランスよく収益をあげており、コロナ禍の影響があった中で増収となった点は評価できますね。

ウェザーニューズはグローバルに事業展開しています。

地域別売上高
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ウェザーニューズの地域別売上高です。

国内の売上高が一番大きいですが、海外比率は2割を超えています。

地域別に見ると、BtoB事業では米州の売上高が増加しており、BtoS事業では国内、アジア、米州が増加していますね。
特にアジア、米州は大きく成長しています。

ウェザーニューズが今後大きく成長するためには海外事業の成長が欠かせないでしょう。

海外事業の成長に今後注目ですね。

通期売上高予想を下方修正
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ウェザーニューズは第2四半期決算の発表と合わせて、通期業績予想を修正しています。

売上高予想の下方修正です。

売上高予想19,200百万円→18,800百万円に修正しています。

コロナ禍により、営業活動の遅れが見込まれるためということです。

下方修正が嫌気されたのか、決算翌営業日の12月28日の市場でウェザーニューズの株価は大きく下落しました。

そもそも株価が年初からかなり上昇していることも下落の要因だったと思いますが。

ウェザーニューズには今後も注目していきます。

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