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東京ドームを三井不動産がTOBすると正式に発表しました。

 

プレミアムは約45%と悪くないんじゃないでしょうか。

最近TOBが多いですね。

みなさんは保有株がTOBされてほしいですか?

多くの場合TOBされる際には時価の株価よりもプレミアムが上乗せされますので、株価は上昇します。

株価の上昇は株主にとってありがたいですが、全株式買付のTOBが成立すると上場廃止となりますので長期投資家としては困るんですよね。

特に株式市場が低迷している時にTOBされるとプレミアムがつくとはいえ、たまったものではありません。

そんなこんなで、私は保有株がTOBされるのは嫌ですね。



さて、みなさんおはようございます!

経済的自由を目指す投資家の森田です。

好調な株式市場のおかげで私の資産額も自由を得るための目安の下限を超えてきました。

来年はフリーになることを念頭におきながら生活・投資していきたいと思います。

もうすぐ12月、今年ももう終わりですね。

現在、妻、こども口座では分散投資を基本として幅広く投資を行っており、来年の投資方針も特に変更する予定はありません。

投資方針に変更はないものの、世界の株式リターンについては確認しておこうと思います。

ということで、今回は世界株式と米国株式などのリターンを見ていきます。

世界株式・米国株式・米国除く世界株式のリターン比較
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上記は今年1月~10月末までのVOO・VT・VEUのリターン比較です。

それぞれのETFを簡単に説明すると

VOO(米国株式)
VT(世界株式)
VEU(米国除く世界株式)


となります。

どのETFがどれに当てはまるかわかるでしょうか?

・・・

こんな場末のブログを見ている投資家マニアの方には簡単かも知れませんね。


リターンの高い順に

①VOO(青線)
②VT(赤線)
③VEU(黄線)


です。

この傾向は今年だけではありません。

過去10年程度を比較しても米国株式は圧倒的なパフォーマンスを誇ります。

近年のパフォーマンスは米国株式が圧倒的
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これは過去約10年間、2011年~2020年10月末の比較です。

先ほどと同様に

VOO(青線)
VT(赤線)
VEU(黄線)

となっています。

10年の比較でもリターンのトップは米国株ですね。

この結果を見ると、昨今米国株の人気が高まっているのもうなずけます。

米国株以外に投資するのはもったいなく感じますよね。笑

特に新興国株式がここ10年はふるいませんでした。

新興国株式とのリターン比較

世界株式(VT)と新興国株式(VWO)と米国除く世界株式(VEU)の比較は下記のようになります。
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黄線VT
赤線VEU
青線VWO


です。

こうやって比較すると10年間で2倍になっていますのでVTのリターンも悪くないんですよね。

米国株が強すぎてかすみますが。

ただ、かつては新興国株式が米国株式を上回っていた時期もありました。

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上記は2006年から5年間の米国株(SPY)と新興国株(VWO)の比較です。

青線VWO 
赤線SPY
 ※VOOの設定前の時期ですのでインデックスが同じSPYとしています

となっています。

この5年間は新興国株が米国株を上回っていますね。

もちろん、これは新興国株式が有利な時期を適当に切り取ったものです。

ただ、今後米国株式がそれ以外の株式に比べて高いリターンを出し続けるかは誰にもわかりません。

少なくとも、GDPはそのうち中国に抜かれるでしょう。

そうなると経済力トップとなった中国の企業が米国大企業を買収するといった可能性もあるわけです。

そういったことを踏まえて、私は全世界株式を基本として投資を行っています。

投資方針は全世界株式

私は現在、こどもの口座でも投資を行っており、できればそのままこどもにも保有をし続けてほしいと考えています。

ですので、世界の経済状況が変化しても対応可能な全世界株式を選びました。

全世界株式には当然米国株式も含まれていますので米国株が今後好調であり続けるとしたらそれはそれでありがたいことです。

これからも様々な投資戦略や投資方針が出てくるでしょう。

それを考えるとわくわくです。笑

ただ、人気やテーマといったものに流されずにしっかりと長期投資を継続できる投資スタイルを身につけたいですね。

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