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みなさん、こんばんは。

自分名義の口座では個別株で高リターンを目指しながら、妻とこども名義の口座ではETFや投資信託で堅実に投資している森田です。
(一部レバレッジETF・投資信託も保有しているので堅実とは言えないかもしれませんが。笑)


さて、投資信託より信託報酬が低い傾向のあるETFですが、信託報酬以外のコストを見落としていませんか?

ETFは上場していることもあり、ETF特有のコストが存在します。

投資、特に長期投資にとってコストは大変重要です。
信託報酬が低くても総コストが高ければ意味がありませんよね。

今回は、見落としがちなETFのコスト「指数の商標使用料」と「上場に係る費用」について紹介します。
ETFについて興味のある方はぜひ最後まで読んでください。

ETFのコスト
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ETFには投資信託と同じく信託報酬がかかります。

ですが、ETFは信託報酬のうち販売会社へ支払う報酬はありません。
そのため一般的に投資信託に比べてETFの信託報酬は低いのです。

ETFには販売会社への支払いが無い

これは投資信託の目論見書の抜粋です。
委託会社、販売会社、受託会社に信託報酬を支払っていることがわかります。
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こちらはETFの目論見書です。
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販売会社への信託報酬が無いことがわかりますね。
※適当に目論見書を選んだので信託報酬率に意味はありません。

その他、いわゆる隠れコストとよばれる、監査費用、売買手数料などが投資信託、ETF共に発生します。

一方で、ETFには投資信託には無いコストがあります。

それが、

指数の商標使用料
上場に係る費用

です。

つづいて、「指数の商標使用料」と「上場に係る費用」について見ていきましょう。

ETFのコスト 指数の商標使用料
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下の画像は国内ETFで時価総額上位の【1306】TOPIX連動型上場投資信託の目論見書の抜粋です。

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運用管理費用(信託報酬)と別に、その他の費用・手数料が記載されています。

その中に対象株価指数に係る商標使用料と記載されていますね。

これがETFのコストである「指数の商標使用料」です。

ETFは何らかのインデックス(指数)に連動することを目指す商品ですので、ETFの名称には連動を目指す指数が入っています。

【1306】であれば「TOPIX」連動型上場投資信託ですね。

商標を使用しているので、指数提供会社はETFに商標使用料を払えと求めてきます。
要は、ブランド料金ですね。

それが指数の商標使用料であり、指数の商標使用料はETFの保有者のコストとなるのです。

指数の商標使用料は【1306】TOPIX連動型上場投資信託の場合、最大0.033%となっています。

信託報酬が0.121%ですので、最大という文言があるとはいえ、無視できないコストですね。

ちなみに投資信託でもインデックスファンドの場合は、指数使用料が発生しています。
ですが、ETFのように信託報酬以外の隠れコストとして加算はされません。

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これはニッセイTOPIXインデックスファンドの運用報告書ですが、ETFのように指数使用料が隠れコストとなっていないことがわかります。

では、つづいて上場に係る費用について見ていきます。

ETFのコスト 上場に係る費用

さきほどと同じ【1306】TOPIX連動型上場投資信託ですが、赤線の位置を変えています。

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その他の費用・手数料の欄に、ファンドの上場に係る費用について記載があります。

ETFは上場していますので、上場に係る費用が必要です。
そのコストもETFの保有者が負担することになります。

【1306】TOPIX連動型上場投資信託の場合、上場に係る費用は0.00825%です。

総コストが重要

ETF、投資信託ともに言えることですが、どうしてもコストの話になると信託報酬に目がいきがちですが、本当に重要なのは総コストです。

個人的には総コスト表示が一般的になればいいのにと思います。

運用報告書や決算書を見てコストを計算するのも手間がかかりますからね。

ただ、運用が安定していない段階では信託報酬以外の費用がかさみがちなので、総コスト表示は新ファンドには不利になるでしょう。

色々難しい部分がありますが、投資家としてはしっかりとファンドの細かな部分まで把握しておきたいところです。

まとめ

いかがでしょうか。
今回は、ETF特有の隠れコストについて紹介しました。

最後にまとめますと
・ETFは販売会社に支払う費用が無いため、投資信託より信託報酬が低い傾向がある
・ETFには指数の商標使用料が発生する
・ETFのコストには上場に係る費用がある
・信託報酬だけでなく、総コストを見ることが重要

となります。

国内ETFも良い商品が多くありますが、しっかりとコストを確認した上で投資するようにしましょう。

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