みなさん、こんばんは。
今年は有給を使い切ろうと決意している個人投資家の森田です。
有給は労働者の権利ですので、職場の評価を気にすることなく堂々と申請しようと思います。
ただ、上司によっては理由とか聞いてくるんですよね。
心底、止めて欲しいものです。笑
さて、ソフトバンクグループがTモバイルUS株の売却による利益6,000億円を第1四半期の損益に計上する予定だと発表しました。
ソフトバンクグループ TモバイルUS株の売却で6,000億円の利益を計上
ソフトバンクグループは、TモバイルUS株の売却を発表していました。
その取引が完了し、第1四半期の決算に6,000億円の売却益を計上する見込みです。
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大きな利益ですね。
売却のタイミングとしては、スプリントとTモバイルUSが合併した直後の売却となります。
そもそもソフトバンクグループは、スプリントという携帯電話会社に投資していました。
スプリントへの投資
ソフトバンクグループは、米国の携帯事業会社4位であるスプリントを傘下としていましたが、業界1位2位とは差が大きく、3位のTモバイルUSとの合併を以前から進めていました。
しかし、携帯事業会社が減ることで競争が働くなると米国当局からストップがかかり合併は頓挫しました。
ですが、ソフトバンクグループは諦めず様々な条件をクリアし、今年の2月にようやくスプリントとTモバイルUSの合併(TモバイルUSの買収)が当局に承認されます。
悲願であるスプリントとTモバイルUSの合併
スプリントのTモバイルUSによる買収が承認されたことで、合併に向けて大きく前進します。
スプリントとソフトバンクグループの株価もこの承認を受けて大きく上昇しました。
そして、今年の4月に買収が完了し新会社となり、今回のTモバイルUS株の売却へと繋がります。
ソフトバンクグループの投資力
4月にスプリントとTモバイルUSは合併し、新生TモバイルUSへと生まれ変わりました。
ソフトバンクグループとしては時間はかかりましたが、予定通り合併により企業価値を高めたところでの株式売却です。
利益も6,000億円と巨額になりましたね。(しかも、全ての株式を売却したわけではありません。)
他国の大企業を買収し合併させ企業価値を高め売却し利益を得る。
なかなか国内でこういったことができる企業はないでしょう。
投資関連の実行力という意味ではソフトバンクグループは国内トップかも知れませんね。
といっても、最近は投資の損失が目立っており今後どうなるかはわかりません。
ですが、はたから見ている分にはおもしろいですね。笑
今後もソフトバンクグループの投資動向からは目が離せません。