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みなさま、おはようございます。


仮面ライダーと戦隊シリーズを見るという日曜日のいつもの生活を送っている個人投資家の森田です。
きちんと見るとなかなかおもしろいもんですよ。

さて、コロナウイルスの感染者が増加しており来週の株式市場もまだまだ混乱しそうですね。
3月の給料が入り、4月は妻のNISA口座、こどものジュニアNISA口座のリバランス時期でもありますので来週は追加投資をする予定です。

上昇相場であろうが下落相場であろうが、コツコツと投資を継続していきます。

証券口座の新規開設数が増えているというニュースを見ましたが、投資経験の無い方が荒れた相場に振り回されて投資を止めてしまわないように祈っています。

くれぐれも投資は余裕資金で行ってください。


本題にうつります。

先日商社について記事にしました。



その中で商社の配当について話題にしましたが、今回は5大商社の中でも特殊な配当政策をとっている三菱商事についての記事です。


【8058】三菱商事


三菱商事は総合商社の大手です。

前期の売上高は16兆円、営業利益は5,800億円と日本有数の大企業ですね。

社員の給料水準も高く学生の就職希望ランキングも上位となっています。

世界中で事業を展開するグローバル企業です。

今期の業績については減収減益予想となっています。

三菱商事の株価指標

三菱商事の現在の株価は2,461円(3月27日時点)です。

予想PER 7.33倍

実績PBR 0.67倍

予想配当利回り 5.36%

となっています。

指標面では割安ですね。

ですが、先日記事にした通り商社は業績変動のリスクの大きさから長期間低PER状態が続いていますので他業種のPERと比べて割安と判断することは危険です。

また、原油価格の下落などの影響で丸紅と三井物産は減損損失を計上すると発表しており今後三菱商事も業績予想が下方修正される可能性があります。

ただし、その場合でも配当は維持されると私は考えています。

三菱商事は累進配当政策をとっているからです。

累進配当政策とは

累進配当政策とは「減配せずに利益成長に合わせて増配していく」という配当政策です。

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※三菱商事HPより抜粋

上記の通り、三菱商事は減配をしない累進配当政策を掲げています。
ですので、今期業績予想が引き下げられたとしても配当が減配となる可能性は低いと考えられます。
(もちろん、絶対ではありません)

5大商社の中で累進配当政策を標榜している企業は三菱商事だけです。

丸紅は期初予想の配当予想を下限とする配当政策をとっていますが、これは減配しないということではありません。
期初予想の時点で減配となる可能性はあります。

商社という業績変動の可能性が高い企業で累進配当政策をとっているのは経営陣の配当を重視する姿勢を感じますね。

商社は何かを買って売るという卸売業の性質上どうしても取り扱う資源や穀物などの商品市況が業績に大きく影響します。

そういった業績変動リスクが高い業種でありながら、配当については減配せずに利益成長とともに増配するという累進配当政策をとっている点は経営陣の株主重視の姿勢を感じますね。

配当というインカムゲインを重視して投資するのであれば三菱商事はかなり魅力的な企業となるのではないでしょうか。

ちなみに私の保有しているETF【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50の構成銘柄でもあります。
今後も注目していきたい企業の一つですね。



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