
みなさん、こんにちは。
3月もあと数日で終わります。
新年度新学期が始まり、社会人も学生も新しい生活が始まりますね。
私も新たな気持ちで仕事、副業、投資に励んでいこうと思います。
特に投資は、コロナショックの影響で下がった優良株を買い将来のセミリタイア生活を近づけたいですね。
セミリタイア生活で重要となるのはインカムゲインです。
定期的な収入は生活を安定させますからね。
インカムゲインの代表格といえば、配当金や不動産収入などがありますね。
私はセミリタイアに向けて配当収入の獲得も目標としており短期的(1、2年以内)に150万円~200万円程度の配当収入を目指しています。
ということで今回の記事はインカムゲインである配当収入が魅力の高配当株についてです。
商社は高配当株ぞろい
国内高配当株といえば、商社は外せない存在です。
現在の予想配当利回りは
三菱商事 5.3%
三井物産 4.9%
住友商事 6%
伊藤忠商事 3.6%
丸紅 5.9%
とどれも高配当株ばかりですね。
しかも商社株は総じてPERが低く指標的には割安となっています。
商社株は低PER
主要商社株の現在のPERは5倍~7倍程度です。
コロナショックの影響で低くなっている部分もありますが、商社株は常に市場平均よりPERはかなり低いという傾向があります。
指標面だけで見ればPERが低く、配当利回りが高いので割安高配当株として大変魅力的ですね。
ですが、低PER状態がずっと続いているということは投資家が商社のPERは市場平均PERより低いことが妥当と考えているということでもあります。
商社株は本当に割安なのでしょうか?
商社株は低PERだが割安では無い?
確かに商社株はPER1桁であるものが多く一見割安に見えます。
ですが、商社の特徴として資源や商品などの価格の影響を強く受けるという特徴があります。
現在、商社もコロナショックの影響で業績悪化が懸念されています。
先日丸紅が赤字に転落する見通しを発表しました。
また、三井物産も500億円~700億円の減損損失を計上すると発表しています。
純利益数千億円の企業が、資源価格の下落により一転して赤字に転落してしまう・・・
業績悪化のリスクが高いのが商社株が低PERで放置されている理由です。
商社株は景気敏感株
商社に限らず景気敏感株は業績好調な大企業であっても景気などの影響ですぐさま業績が大幅に悪化、時には赤字転落してしまう、ということが珍しくありません。
そのため、景気敏感株のPERは将来景気が悪化した場合の業績悪化リスクも加味したPERとなっています。
現在のPERがいくら低くとも来期以降赤字になる可能性が高いのであれば、投資家は積極的に買うことはありませんので、商社株(景気敏感株)のPERは市場平均より低い傾向があります。
よって、商社株は高配当の大企業であってもPERが低いのです。
一方で、食品株などの景気悪化時にも一定の需要が見込まれるディフェンシブ株のPERは市場平均より高い傾向があります。
例えば、味の素、キューピー、カゴメ、キッコーマン、ハウス食品グループのPERはコロナショックがあった現在でも軒並み20倍以上です。
このようにPERは景気敏感株かディフェンシブ株かで大きく変わりますので投資判断もその点を十分に認識しておく必要があります。
PERだけで割安かは判断できない
株価には将来の予想利益が織り込まれています。
ですので、現在の利益がいくら大きくとも将来業績が悪化するリスクが高ければそのリスクは株価に反映されます。
商社は確かにPERが低く指標的には割安です。
ですが、今回の丸紅のように数千億円の黒字から一転して赤字になるという事態を見るに商社を低PER状態で放置していた市場は正しかったということですね。
それでも商社株には配当という魅力があります。
商社の配当は大きな魅力
前述の通り、商社株の配当利回りは5%を超えているものも多いです。
といっても、業績が悪化したとたんに配当も大幅に減ってしまうのであれば見せかけの高配当株になってしまいます。
ですが、今回赤字転落の見通しを発表した丸紅も減損損失を発表した三井物産も配当についての予想は引き下げていません。
業績好調時に稼いだキャッシュがあるので、業績悪化時にも配当を維持できるわけです。
配当を維持するという姿勢も踏まえて、商社株の配当は魅力的だと考えています。
商社株の動向は今後も注目していきたいですね。

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国内高配当株といえば、商社は外せない存在です。
現在の予想配当利回りは
三菱商事 5.3%
三井物産 4.9%
住友商事 6%
伊藤忠商事 3.6%
丸紅 5.9%
とどれも高配当株ばかりですね。
しかも商社株は総じてPERが低く指標的には割安となっています。
商社株は低PER
主要商社株の現在のPERは5倍~7倍程度です。
コロナショックの影響で低くなっている部分もありますが、商社株は常に市場平均よりPERはかなり低いという傾向があります。
指標面だけで見ればPERが低く、配当利回りが高いので割安高配当株として大変魅力的ですね。
ですが、低PER状態がずっと続いているということは投資家が商社のPERは市場平均PERより低いことが妥当と考えているということでもあります。
商社株は本当に割安なのでしょうか?
商社株は低PERだが割安では無い?
確かに商社株はPER1桁であるものが多く一見割安に見えます。
ですが、商社の特徴として資源や商品などの価格の影響を強く受けるという特徴があります。
現在、商社もコロナショックの影響で業績悪化が懸念されています。
先日丸紅が赤字に転落する見通しを発表しました。
また、三井物産も500億円~700億円の減損損失を計上すると発表しています。
純利益数千億円の企業が、資源価格の下落により一転して赤字に転落してしまう・・・
業績悪化のリスクが高いのが商社株が低PERで放置されている理由です。
商社株は景気敏感株
商社に限らず景気敏感株は業績好調な大企業であっても景気などの影響ですぐさま業績が大幅に悪化、時には赤字転落してしまう、ということが珍しくありません。
そのため、景気敏感株のPERは将来景気が悪化した場合の業績悪化リスクも加味したPERとなっています。
現在のPERがいくら低くとも来期以降赤字になる可能性が高いのであれば、投資家は積極的に買うことはありませんので、商社株(景気敏感株)のPERは市場平均より低い傾向があります。
よって、商社株は高配当の大企業であってもPERが低いのです。
一方で、食品株などの景気悪化時にも一定の需要が見込まれるディフェンシブ株のPERは市場平均より高い傾向があります。
例えば、味の素、キューピー、カゴメ、キッコーマン、ハウス食品グループのPERはコロナショックがあった現在でも軒並み20倍以上です。
このようにPERは景気敏感株かディフェンシブ株かで大きく変わりますので投資判断もその点を十分に認識しておく必要があります。
PERだけで割安かは判断できない
株価には将来の予想利益が織り込まれています。
ですので、現在の利益がいくら大きくとも将来業績が悪化するリスクが高ければそのリスクは株価に反映されます。
商社は確かにPERが低く指標的には割安です。
ですが、今回の丸紅のように数千億円の黒字から一転して赤字になるという事態を見るに商社を低PER状態で放置していた市場は正しかったということですね。
それでも商社株には配当という魅力があります。
商社の配当は大きな魅力
前述の通り、商社株の配当利回りは5%を超えているものも多いです。
といっても、業績が悪化したとたんに配当も大幅に減ってしまうのであれば見せかけの高配当株になってしまいます。
ですが、今回赤字転落の見通しを発表した丸紅も減損損失を発表した三井物産も配当についての予想は引き下げていません。
業績好調時に稼いだキャッシュがあるので、業績悪化時にも配当を維持できるわけです。
配当を維持するという姿勢も踏まえて、商社株の配当は魅力的だと考えています。
商社株の動向は今後も注目していきたいですね。

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