みなさん、こんばんは。
今年の目標は副業収入200万円、FPの森田です。

さて、今回は以前紹介した【2413】エムスリーの決算内容を見ていきます。
銘柄紹介の記事はこちら


1月28日にエムスリーは第3四半期決算を発表しました。
増収増益決算となっています。


【2413】エムスリー

エムスリーは医療従事者専門サイト「m3.com」を運営しています。
m3.comでは、「MR君」という医師が薬の情報などを主体的に受け取るサービスなどが利用でき、
今までMRと呼ばれる製薬会社の営業担当に頼っていた情報を、
インターネット上で取得できる利便性の高いサイトです。

登録医師数も国内28万人以上が登録する、
同種のサイトでは国内最大の規模となっています。

医療分野は成長が期待できる分野であり、
事実エムスリーは高い成長実績を持つ企業です。

エムスリー第3四半期決算

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前期比で増収増益としっかりと成長しています。
売上高は15%増、営業利益は17%増という決算でした。

エムスリーは売上1,000億円超、時価総額も2兆円を超える大型株ですが、
継続的に高い成長を成し遂げています。

エムスリーは安定高成長銘柄

エムスリーは安定して高い成長性を見せています。
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上記は2,000年からの業績推移です。
ここまできれいな右肩上がりかつ成長性の高いグラフは中々お目にかかれません。

ほれぼれするような業績推移ですね。

ここまで成長ができている大きな要因は海外展開にあります。
国内事業だけではもっと早い段階で頭打ちになっていたでしょう。

海外事業の拡大がエムスリーの強みです。

海外事業が好調

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上記は医師会員数の推移です。
海外、特に中国で大きく会員数を伸ばしていることがわかりますね。

間もなく世界中の医師の50%をカバーするところまできており、
海外でもしっかりと拡大していることが明白です。

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このように海外業績がしっかりと成長していますね。

高い安定性も魅力

前述の通りエムスリーの業績は年々成長しており、
高い成長性を持った企業です。

ですが、エムスリーの魅力はそれだけではありません。
安定性もエムスリーの大きな強みです。

多くの企業は業績が景気・経済状況に大きく左右されます。
ですが、医療分野は景気に左右されづらい分野です。

景気が悪いからといって治療を控えるということは起きないからですね。

既にご覧いただいた業績推移を見ても、
リーマンショックなどの不況期にも業績の落ち込みが無いことがわかります。

エムスリーは高い成長性と高い安定性を兼ね備えた銘柄と言えます。

高成長安定銘柄であるが故に常に株価は割高

エムスリーの株価はPERなどの株価指標で見ると常に割高です。
現在、PERは100倍程度ですがこの程度のPERはエムスリーにとっては珍しくありません。

常に高PERですので、
一般的に言われるPERを用いた分析はエムスリーには適していないかも知れませんね。

おそらく、多くの投資家がエムスリーを魅力的だと思いつつも
PERの高さに躊躇しているのではないでしょうか。
ただ、事実としてエムスリーは高成長を続け、
株価は高PERを維持しながら5年間で2倍以上になっています。

株の売買を推奨するわけではありませんが、
投資家を引き付ける銘柄であることは間違いないでしょう。

今後もエムスリーには注目していきたいと思います。


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