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金融庁が要望しているNISAの恒久化が見送られそうです。


NISA恒久化見送り

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NISAは年間120万円を上限とした投資制度で、
NISAを利用した投資の利益は全額が非課税となります。

通常の課税口座では20.315%の税金がかかります。

投資家にとってはメリットの大きなNISA制度ですが、
現在の制度では2023年で制度が終了する予定です。

金融庁は投資を推進する目的もあり、
NISAの期限を無くす「NISAの恒久化」を以前から要望しています。

ですが、上記ニュースのとおり今年度も見送られるようです。

残念ですね。
私はNISAが恒久化されることを前提で投資計画を立てていますので、
ほんとにお願いしますよ。

NISAは金持ち優遇制度なのか!?

NISAの恒久化が見送られた理由として、
富裕層への優遇という指摘があったということです。

いやいや、上限年間120万円やで。
確かに庶民が気軽に出せる金額ではないですが、
1億2億と持ってる金持ちからしたら、
年間120万円が非課税になったからといってそんなに影響はないでしょ。

むしろ庶民こそ年120万円の非課税枠が大きく影響するはずです。
投資額全体からすれば、富裕層はNISAを利用できるのは数%でしょうが、
庶民の場合、投資額全てをNISA口座で非課税運用できることも多いでしょう。

例えばNISAが年間1,000万円利用できるとかであれば、
富裕層を優遇していると言われても仕方ないでしょうが、
年間120万円であればむしろ庶民が豊かになるための制度だと言えるのではないでしょうか?

まだ2023年まで期間がありますので、金融庁にはなんとか頑張ってもらいたいですね。

つみたてNISAは期限延長へ向け協議

NISAについては残念ながら恒久化が見送られましたが、
つみたてNISAは期限延長に向けて協議が行われるようです。

つみたてNISAについては現在期限が2037年までとなっています。
つみたてNISAの非課税運用期間は20年ですので、
今年つみたてNISAをはじめた場合は19年しか非課税で運用することができません。

この問題を解消すべく、いつ、つみたてNISAをはじめても、
20年間の投資期間が確保できるように協議をするようです。

NISA制度は制度設計見直し

NISA制度については制度設計を見直すということなので、
現行制度のまま恒久化される可能性は現時点では低そうです。

んー、厳しいですね。
NISA口座のロールオーバーを繰り返して資産形成するつもりなので。
制度変更したとしても、現行制度からスムーズに移行できるようにしてほしいものです。

これを見ると少なくとも、年間投資上限額は減らされそうですね・・・

利用者が高齢層が多いということが、恒久化の妨げになっているようですので、
若者のみなさん、NISAをどんどん活用していきましょう!

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