無題17

住宅ローンの金利が低水準となっています。
現在変動金利の金利は一部金融機関では0.4%程度と低水準となっています。

住宅ローン減税を考えれば借り得ともなる状況です。
現在の住宅ローン金利

現在の住宅ローン金利は金利が低い金融機関であれば

変動金利 0.4%程度
35年固定金利 1%程度


過去最低水準です。

一般人が数千万円を金利0.4%で借りられるというのははっきり言って、異常でしょう。
変動金利水準の0.4%程度であれば、
住宅を一括購入できる場合でも、住宅ローンを借りた方が特になる場合もあります。

住宅ローン減税があるからです。

住宅ローン減税

住宅ローン減税とは、年末時点のローン残高の1%を税額控除するという制度です。
例えばローン残高が3,000万円あった場合は、
3,000万円×1%=30万円 が税金から控除されます。

ただ、あくまでも控除ですので、
そもそも納税額が上限です。

住宅ローン残高が3,000万円あっても、税金を5万円しか納めていないのなら、
5万円しか控除されません。

実際は、所得税で引ききれなかった部分の一部を住民税からも控除できるという仕組みですので、
計算が少し複雑になる場合もあります。

住宅ローン減税の適用期間は10年間です。
よって、10年で住宅ローンを完済できる場合は現金で住宅が購入できる場合であっても、
住宅ローンを借りた方が得という奇妙な状況になっています。

住宅ローン減税をフルに控除できるのであれば、
繰上げ返済も行わずに、10年後に一気に返済するのが一番お得です。

0.4%で借りて、1%の税金が戻ってくるのだから、
理屈上は借りれば借りるだけ特になります。
実際は上限や、金融機関に払う手数料などがありますので注意してください。

ですが、0.4%で借入ができ住宅ローン減税を活用できるのなら概ね得をするでしょう。

短期で返済が可能なのであれば、変動金利をお勧めしますが、
投資家であれば固定金利での借入も視野に入れたいところです。

固定金利をお勧めする理由

35年固定金利でも、現在の金利水準であれば1%程度で借入することが可能です。
1%の金利負担であれば、頭金を抑え、その分投資に回すことも選択肢の一つとなります。

短期的には投資は損をする可能性もかなりありますが、
35年という長期運用であれば、高い確率で金利負担1%以上に運用利回りが得られるでしょう。

投資は短期的にはリターンが大きくぶれますが、長期的な平均リターンは安定性が高いです。
返済に無理がないのであれば、借入を増やし、
投資額が増やすことも視野に入れるのも良いのではないでしょうか?

実際私は、一括で返済することも可能ですが、3,500万円程度の住宅ローンを現在抱えています。
金利は1.3%ですので、今から借入ができる人がうらやましいですね。笑

配当利回りだけでも十分1%程度であればまかなえますので、
長期投資家には固定金利をお勧めしたいところですね。



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