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GMOクリック証券が6月下旬に一般信用取引の金利を引き下げています。
投資家にとっては嬉しいニュースですね。

今回はGMOクリック証券の信用取引金利の引き下げと、
信用取引についての私の考えについてです。

GMOクリック証券が一般信用取引にかかる
・買方金利を2%
・貸株料を0.8%

に引き下げました。

一般信用取引の金利2%は、大口プランなどを除けば業界最低の金利です。
引き下げ前の金利は3%ですので、大幅な引き下げとなっています。

6月初旬に楽天証券とSBI証券が相次いで信用取引の金利引き下げを発表しましたが、
それを大きく下回る水準の金利となりました。

私は信用取引はほぼ100%一般信用取引を利用していますので大変うれしいニュースです。

制度信用取引と一般信用取引の違い

制度信用取引は最長でも6カ月間しか保有できません。
6カ月後に保有していた場合は強制的に決済されます。

一方、一般信用取引には返済期限がありませんので、何年でも持ち続けることが可能です。


信用取引についての考え


私は長期投資を基本戦略としていますので、
信用取引を行う際は返済期限のない一般信用取引を利用しています。

もちろん長期投資の中で価格変動があっても影響が出ないように
信用維持率は800%程度を保つようにリスク管理を行っています。

基本的には信用取引はお勧めしません。
多くの人が信用取引をギャンブル的に利用してしまうからです。

信用取引を利用すれば自己資金の3倍程度という大きな金額を取引することができます。
一時的に利益がでることもあるでしょうが、ギャンブルはいつか負けます。
その時に多大な損失を被る信用取引はお勧めできません。

よほど厳格に取引ルールを徹底していない限り、
信用取引は結局損を出してしまうことになるでしょう。

私は信用取引も通常の取引と同じく長期投資で考えています。
以前記事にしたいちごの決算またぎ取引のような使い方をすることもありますが、
それも長期投資を前提としています。(取引記事はこちら

いちごの決算については、
・業績は悪い内容ではないという予想
・自社株買いを行うであろうこと
を前提として信用取引で買いを入れました。

結果、予想以上の決算内容と自社株買いを発表したことで翌日10%以上の値上がりとなりました。
大幅な値上がりとなったことで、一旦売却しましたが、
例えば5%以下の上昇であれば保有を続けるつもりでした。

といったところで、ギャンブル的な要素があったことは確かなので
言い訳にしかなりませんが 笑

とにかく、私は信用取引について否定的な考えを持っていますので
そのことを前提として記事を読んでいただけたらと思います。


私の信用取引

私の信用取引はシンプルです。
単純に通常の投資にレバレッジをかけるという考えで投資しています。

ですので、主力銘柄である2337いちごは現物で5万株以上保有していますが、
信用取引でも2,000株保有しています。

2,000株であれば株価が半分になったとしてもそれほど影響はありません。
大損失となっても数十万円ですので、投資の世界から退場するという事態にはなりません。

一方、長期保有を続けていればいちごの株価は数倍になると考えています。
いちごの長期的な業績、株価はまたどこかで記事にします。

よって、あくまでリスク管理できる範囲で長期投資銘柄として
信用取引でいちごを保有しているのです。

現在は楽天証券で信用分を保有していますが、
今回のクリック証券の金利引き下げにより、
信用取引分はクリック証券での保有に切り替える予定です


また、2%という水準であれば
分配金が安定しているインフラファンドに投資するのもおもしろいかなとも考えています。

現在インフラファンドの分配金利回りは6~7%程度ですので、
2%の金利負担を引いたとしてもメリットがあるのではと検討中です。

インフラファンドについては次回記事にします。



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