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先日私が損切りしたEduLabの株価が大幅下落しました。


7%超安となり年初来安値を更新しています。

理由は延長していた四半期報告書の提出の再延長を申請したからです。
四半期報告書の提出を再延長



EduLabは8月に予定していた第3四半期決算の発表を延期し、四半期報告書の提出期限を延長していました。
その延長期限は本日9月16日までだったのですが、本日再延長の申請とその承認を発表しています。

んーー、前回の延長申請時のIRでは9月16日までに提出できる見込みとしていたので、ネガティブサプライズとなりましたね。

この発表を受けて株価は更に大きく下落しました。

問題となっている部分についても少し触れられているのですが、やばい気がします 笑

決算修正と架空取引の可能性
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EduLab四半期報告書再延長申請IRの抜粋です。

問題となっていた取引については、取引自体は実在しているが価格の根拠が薄く、2020年9月期第3四半期から2021年9月期第2四半期にかけて会計処理の修正を行う必要があることを指摘されているということです。

おそらく、マイナスの修正になるでしょう。
規模はわかりませんが、赤字決算に修正される可能性もあります。
そうでなくてもEduLabは高成長銘柄として投資から評価されており、その前提が崩れるとなると大きな問題です。

また、問題となっていた取引と別の取引で、売上の計上が実態を伴うものであるかについての懸念があるとされています。

これはまずいですね。
いわゆる架空取引の可能性があるということです。

※その後10月15日に過去決算を含めて決算訂正がされ、株価は更に下落しました。


投資家は決算を信頼して売買する

投資家が個別株の株式投資において最重要視しているのが決算です。

その決算が不正により歪められていたとなると、投資の前提が崩れます。

もちろん、不正会計のリスクなどを考慮して分散投資することも重要です。

ただ、一個人投資家としてはこういった事象が無いように、監査法人などの役割がしっかりと機能してもらいたいですね。


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