みなさんこんばんは。
経済的自由を目指す投資家の森田です。
私の父親は80才を超えてけっこうアクティブに投資しているのですが、先日話をしていたら2年ほど前からiFreeレバレッジ NASDAQ100に投資をしているということを知りました。
80才を超えてレバレッジ商品を買うとは 笑
まあ、母は父に比べて15才ほど若いので母親のことを考えて投資しているようでした。
資産のごく一部ということでしたし、コロナショックを経験したなら下落のリスクはわかっているでしょうからそれほど心配はしていませんが、やはり気にはなりますね。
ということで、iFreeレバレッジ NASDAQ100について調べてみましたが、純資産額が1年で約10倍になっていることに驚きました。
今回はiFreeレバレッジ NASDAQ100の評価やチャート、過去データによるシミュレーションなどを紹介します。
iFreeレバレッジ NASDAQ100とは
iFreeレバレッジ NASDAQ100は米国株の代表的な指数であるNASDAQ100指数の2倍の値動きを目指した投資信託です。
最近増えているレバレッジ投信ですね。
信託報酬は0.99%と低コスト投信に比べると高めですが、レバレッジ商品ですのでこんなものではないでしょうか。
流石に3%とかになると高いと評価せざるを得ませんが、悪くはない水準だと思います。
NASDAQ100の3倍レバレッジETFにTQQQというものがありますがこちらの経費率も1%程度ですが、TQQQは国内証券会社では取引できません。
iFreeレバレッジ NASDAQ100をコストだけでなくリターンを含めて評価するのであれば、設定来では素晴らしい成績を残しています。
iFreeレバレッジ NASDAQ100のチャート
iFreeレバレッジ NASDAQ100の設定来のチャートです。
2018年に設定されてから、3年足らずで3倍以上になっていますね。
まあ、米国株に興味のある方であればNASDAQ100のレバレッジ商品の価格が上がっていることは予想がつくでしょうが。
父親もかなり利益が出ているようでした。
チャートを見て驚いたのは基準価格の上昇よりも、純資産総額の増加です。
6月14日時点で814億円と国内の投資信託としてはそれなりの規模になっています。
昨年の6月頃は80億円前後でしたので、1年で約10倍程度の増加です。
基準価額の上昇が評価されて買われているのでしょうか。
いや、すごいですね。
しかもチャートをよく見るとコロナショックの少し前から、純資産増額が増え出しています。
この頃買った人はかなりの利益が出ているでしょうね。
米国株人気の高さを改めて実感しました。
一方で、信託報酬の低いNASDAQ100に連動するETFである「2568上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし」と「2569上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり」を合計しても純資産総額は500億円に届きませんので、レバレッジ商品に人気が集まっているなとも感じますね。
まあ、設定時期やETF、投資信託の違いもありますので単純に比較はできませんが。
ちなみにレバレッジの無い同じシリーズのiFreeNEXT NASDAQ100インデックスの純資産総額は300億円にも届きません。
レバレッジのメリット・デメリット
iFreeレバレッジ NASDAQ100の商品ページを見てみるとレバレッジ商品の特性がわかりやすく説明されていました。
レバレッジ商品は横ばい相場では減価し、上場相場ではレバレッジ以上の増加を見せます。
細かいところですが、デメリットを先に書いている点は私的には高評価です。
ただ、その後のシミュレーションを見るとデメリットは頭から消えるかも知れません。
iFreeレバレッジ NASDAQ100のシミュレーション
2010年12月からのシミュレーションではレバレッジをかけなかった場合に比べて3.2倍の差をつけています。
iFreeレバレッジ NASDAQ100のレバレッジは2倍ですが、さきほど紹介したメリットである上昇相場に強いというメリットが出ていますね。
(より正確に言うと一方的な相場に強い)
そもそもがレバレッジ無しの青線パターンでも6.5倍になっているので、10年で21倍以上とiFreeレバレッジ NASDAQ100の強さが際立ちますね。
このシミュレーションを見たらデメリットも頭から飛びそうです。笑
更に積立投資にレバレッジをきかせたツミレバという、えげつないシミュレーションもあります。
予想通り、シミュレーションの結果はとんでもないことになってますね。
過去20年毎月3万円の積み立てで、1億2,672万円です。
こちらのシミュレーションでもレバレッジ無しの2倍を超える結果となっていますね。
ただし、シミュレーションは切り取る期間で評価が大きく変わるという点には注意しましょう。
2000年のITバブル崩壊時にはハイテク株で構成されるNASDAQ100は大きく下落し、2000年の高値を更新するまで15年もの時間を要しました。
レバレッジについて
私自身はレバレッジをきかせることに否定的です。
(レバレッジ商品を保有していますが 笑)
レバレッジはリスク許容度見誤らせることがあると考えており、投資を続けるということを阻害する可能性があると考えているからです。
レバレッジ商品を資産の一部にするという考えもありますが、大きく利益が出てくるとどんどんレバレッジ商品を買いたくなる恐れがあります。
最近増えてきているレバレッジ商品は過去のシミュレーションでは確かに素晴らしい成績となっていますが、レバレッジがかかっているだけに短期的には数十%以上も大きく下落する場面がこれからもたびたびあるでしょう。
そういった時に冷静にいられるのか、あせった売買をして再起不能にならないか、といったことが不安です。
最終的には人が投資判断をする以上、他の物事と同様に投資においてもメンタルがとても重要だと考えています。
幸せを得るための投資で、不幸になることがないようにレバレッジとは適度な距離感で付き合っていきたいですね。
iFreeレバレッジ NASDAQ100は米国株の代表的な指数であるNASDAQ100指数の2倍の値動きを目指した投資信託です。
最近増えているレバレッジ投信ですね。
信託報酬は0.99%と低コスト投信に比べると高めですが、レバレッジ商品ですのでこんなものではないでしょうか。
流石に3%とかになると高いと評価せざるを得ませんが、悪くはない水準だと思います。
NASDAQ100の3倍レバレッジETFにTQQQというものがありますがこちらの経費率も1%程度ですが、TQQQは国内証券会社では取引できません。
iFreeレバレッジ NASDAQ100をコストだけでなくリターンを含めて評価するのであれば、設定来では素晴らしい成績を残しています。
iFreeレバレッジ NASDAQ100のチャート
iFreeレバレッジ NASDAQ100の設定来のチャートです。
2018年に設定されてから、3年足らずで3倍以上になっていますね。
まあ、米国株に興味のある方であればNASDAQ100のレバレッジ商品の価格が上がっていることは予想がつくでしょうが。
父親もかなり利益が出ているようでした。
チャートを見て驚いたのは基準価格の上昇よりも、純資産総額の増加です。
6月14日時点で814億円と国内の投資信託としてはそれなりの規模になっています。
昨年の6月頃は80億円前後でしたので、1年で約10倍程度の増加です。
基準価額の上昇が評価されて買われているのでしょうか。
いや、すごいですね。
しかもチャートをよく見るとコロナショックの少し前から、純資産増額が増え出しています。
この頃買った人はかなりの利益が出ているでしょうね。
米国株人気の高さを改めて実感しました。
一方で、信託報酬の低いNASDAQ100に連動するETFである「2568上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし」と「2569上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり」を合計しても純資産総額は500億円に届きませんので、レバレッジ商品に人気が集まっているなとも感じますね。
まあ、設定時期やETF、投資信託の違いもありますので単純に比較はできませんが。
ちなみにレバレッジの無い同じシリーズのiFreeNEXT NASDAQ100インデックスの純資産総額は300億円にも届きません。
レバレッジのメリット・デメリット
iFreeレバレッジ NASDAQ100の商品ページを見てみるとレバレッジ商品の特性がわかりやすく説明されていました。
レバレッジ商品は横ばい相場では減価し、上場相場ではレバレッジ以上の増加を見せます。
細かいところですが、デメリットを先に書いている点は私的には高評価です。
ただ、その後のシミュレーションを見るとデメリットは頭から消えるかも知れません。
iFreeレバレッジ NASDAQ100のシミュレーション
2010年12月からのシミュレーションではレバレッジをかけなかった場合に比べて3.2倍の差をつけています。
iFreeレバレッジ NASDAQ100のレバレッジは2倍ですが、さきほど紹介したメリットである上昇相場に強いというメリットが出ていますね。
(より正確に言うと一方的な相場に強い)
そもそもがレバレッジ無しの青線パターンでも6.5倍になっているので、10年で21倍以上とiFreeレバレッジ NASDAQ100の強さが際立ちますね。
このシミュレーションを見たらデメリットも頭から飛びそうです。笑
更に積立投資にレバレッジをきかせたツミレバという、えげつないシミュレーションもあります。
予想通り、シミュレーションの結果はとんでもないことになってますね。
過去20年毎月3万円の積み立てで、1億2,672万円です。
こちらのシミュレーションでもレバレッジ無しの2倍を超える結果となっていますね。
ただし、シミュレーションは切り取る期間で評価が大きく変わるという点には注意しましょう。
2000年のITバブル崩壊時にはハイテク株で構成されるNASDAQ100は大きく下落し、2000年の高値を更新するまで15年もの時間を要しました。
レバレッジについて
私自身はレバレッジをきかせることに否定的です。
(レバレッジ商品を保有していますが 笑)
レバレッジはリスク許容度見誤らせることがあると考えており、投資を続けるということを阻害する可能性があると考えているからです。
レバレッジ商品を資産の一部にするという考えもありますが、大きく利益が出てくるとどんどんレバレッジ商品を買いたくなる恐れがあります。
最近増えてきているレバレッジ商品は過去のシミュレーションでは確かに素晴らしい成績となっていますが、レバレッジがかかっているだけに短期的には数十%以上も大きく下落する場面がこれからもたびたびあるでしょう。
そういった時に冷静にいられるのか、あせった売買をして再起不能にならないか、といったことが不安です。
最終的には人が投資判断をする以上、他の物事と同様に投資においてもメンタルがとても重要だと考えています。
幸せを得るための投資で、不幸になることがないようにレバレッジとは適度な距離感で付き合っていきたいですね。