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みなさん、こんばんは。

経済的自由を目指す投資家の森田です。

【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の設定から1年が経過しました。

【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(以下【2559】MAXIS全世界株式)は国内初の全世界株式を対象としたETFです。

【2559】MAXIS全世界株式の紹介記事はこちら



今回は【2559】MAXIS全世界株式の基準価額と指数の乖離について見ていきます。
【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
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【2559】MAXIS全世界株式は円換算したMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動することを目指す国内ETFです。

全世界株式を対象としているという点ではVTと同じですね。

分散という意味ではVTのインデックスであるFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの方が投資対象となる銘柄数は多いです。

更に、VTの方がコストが低く、純資産額も比べものにならないほど大きくなっています。

ただ、2020年より始まった二重課税調整制度により、配当課税面では【2559】MAXIS全世界株式が有利です。

実質コストや配当利回り次第ではありますが、【2559】MAXIS全世界株式が税金を含めたコストでは有利になる可能性もあると考えています。

何よりも、人気があるとはお世辞にも言えない国内ETF市場の発展のためにも私は【2559】MAXIS全世界株式を応援しているわけです。

もうひとりこどもができたら、ジュニアNISAで【2559】MAXIS全世界株式を主力にしようかと考えています。

【2559】MAXIS全世界株式 基準価額と純資産額の推移
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【2559】MAXIS全世界株式の基準価額と純資産額の推移です。

コロナショック後は上昇しており、現在は高値圏ですね。

ただ、純資産額は40億円未満となっています。

VTは1.5兆円を優に超えていますので比べものになりませんね。笑

ここからの成長に期待しています。

さて、本題の基準価額と指数の乖離について見ていきます。

【2559】MAXIS全世界株式 基準価額と指数の乖離


基準価額・・青線
指数・・オレンジ線

【2559】MAXIS全世界株式の設定日2020年1月8日を10,000として2021年1月8日までの推移を比較しています。

当然同じような動きになっているのですが、わずかではありますが基準価額が指数を上回っています。

まあ、設定間もない間は運用が安定しませんのでそれほど不思議ではないのですが、せっかくですので理由を考えていきます。

基準価額と指数が乖離する要因

信託報酬などのコスト

ETFには信託報酬などのコストが発生します

具体的には信託報酬の他に監査費用や売買手数料、上場に係る費用、指数の商標使用料などです。

これらは基準価額を押し下げるマイナス要因ですね。

配当落ち

配当落ちにより株価が下がることで指数は下落しますが、基準価額は配当見込額を未収配当金として計上するため配当落ち時点では下落しません。

ただ、結局決算する際に分配金を出しますので、その時点で基準価額は下落します。

最終的には変わらないのですが、配当落ちによる下落のタイミングが異なるということですね。

【2559】MAXIS全世界株式は12月に決算を行っていますが、それ以降の配当落ち分基準価額と指数は乖離することになります。

その他

その他、為替の影響やインデックスとの微妙な組み入れ比率の違いなどにより乖離が発生する可能性があります。

【2559】MAXIS全世界株式をこれからも応援

まだまだ純資産額の小さい【2559】MAXIS全世界株式ですが、これから大きく成長することを期待しています。

純資産額がもっと大きくなれば運用も安定してくると考えていますので、コツコツと買い増ししていくつもりです。

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