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児童手当の特例給付が年収1,200万円以上世帯について廃止の方向で調整されているようです。


所得基準が夫婦合算になる案も浮上していましたがそちらは見送られました。

夫婦合算となるとかなりの世帯が児童手当の対象外となると思われますので、反発が強いと考えたのでしょう。

私としては多子世帯の増額案に期待していましたが、話が出てきませんでしたね。笑


さて、【2337】いちごがホテルのオープンを発表しています。

コロナ禍でいちごの保有するホテル収益も大きく落ち込む中、不安がありますがどうなるでしょうか。

いちご ホテル2軒をオープン
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いちごが12月9日、12月10日と連日でホテルのオープンを発表しました。

広島と福岡に立地するホテルです。

ホテルはコロナ禍により大きく収益が落ち込んでいます。

いちごがスポンサーとなっている【3463】いちごホテルリートの稼働率もさえません。

いちごホテルリートの稼働率
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いちごホテルリートの10月分の運用状況です。

稼働率は55.2%と前年同月の84.1%に比べて大きく落ち込んでいますね。

緊急事態宣言が出た5月は30%を大きく下回る水準でしたので、それに比べれば回復しています。

ただ、まだまだ通常には遠く及ばない水準です。

収益面で見ると宿泊料を下げているため、稼働率以上に売上高が落ち込んでいます。

ADR(平均客室販売単価)が下がっているからです。

宿泊客が減少している上に、単価が下がっているというわけですね。

こういった状況でホテルを新規オープンすることになりますが、採算の見込が立っているのでしょうか。

新ホテルの収益性は?
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※IR資料より抜粋

今回福岡にオープンするThe OneFive Terrace Fukuokaは博多ホテルズのブランドホテルです。

同ブランドで同じく福岡で先行オープンしているホテルの11月の運用実績は稼働率96%となっています。

コロナ禍の中、高い数字ですね。

同程度の稼働率が見込めるのであれば十分収益は得られるでしょう。

ただ、ここ数週間で新型コロナウイルスの感染が拡大してきていますので楽観はできません。

それでもいちごの更なる成長のためには、コロナ収束後を見据えて動いていく必要があります。

コロナ禍によりいちごの今期業績は大幅に落ち込んでいますがそれでも黒字を確保できているのは強固な収益基盤があるからです。

不況期にも耐える高い安定性とその後の成長性に期待しています。

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