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みなさん、こんばんは。

経済的自由を目指す投資家の森田です。

11月20日に三井住友ファイナンス&リースの完全子会社SMFLみらいパートナーズが【4321】ケネディクスに対してTOBを実施すると発表しました。

TOBの発表を受けて、ケネディクスは本日ストップ高となっています。

TOBについての記事はこちら

三井住友ファイナンス&リースがケネディクスをTOB
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11月20日、【4321】ケネディクスに対してTOB(公開買付け)が実施されると発表がありました。

買付者は三井住友ファイナンス&リースの子会社であるSMFLみらいパートナーズがTOBのために設立したSMFLみらいパートナーズインベストメント2号株式会社です。

会社名からわかる通り、TOBを円滑に行うために設置された会社であり事業を行う会社ではありません。

設立が7月30日ということですので、このTOBは以前から準備されていたということですね。

リース会社は多額の不動産を保有している企業も多く、今回の実質的なTOB主体である三井住友ファイナンス&リースも同様です。

コロナ禍で業績が落ち込んでいる中、今後の成長のため今回のTOBに踏み切ったのでしょうか。

TOB概要
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TOBの概要です。

買付価格750円

買付期間11月24日~翌年1月8日

買付予定株数 175,875,200株

買付下限株数 102,348,200株


TOB価格は750円
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TOB価格は750円です。

TOBが発表された11月20日の終値が655円ですので、14.5%の上乗せとなります。

ただ、TOB発表前の11月20日ザラ場でケネディクスは10%以上上昇しました。笑

11月19日の終値は593円ですので、それと比較するとTOB価格は26.4%の上乗せです。

買付予定株数

買付予定株数は発行済株式総数の約80%です。

筆頭株主のARAグループが約20%を保有しており、ARAグループはTOB後も株主のままとなる予定となっています。

TOB成立後の保有割合は相対取引によりARAグループ30%、三井住友ファイナンス&リース70%となる予定です。

少し特殊な条件ですね。

TOBの成立の要件となる買付下限株数は発行済株式総数の約46%となっています。

大株主には外資系企業も名を連ねており、TOBに応じるのか見物です。

ケネディクスはTOBの発表と合わせて今期業績予想を下方修正しています。

業績予想を下方修正

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ケネディクスは今期の業績予想を下方修正しています。

従来予想から

営業利益 11.3%減
純利益 23.5%減


となる予想です。

何でしょう、タイミング的にTOBに応じやすいように発表したのかなと勘ぐってしまいます。笑

そもそもケネディクスは11月9日に第3四半期決算を発表しており、そこから2週間程度の下方修正です。

決算時にはわかっていなかったのでしょうか。

外資系企業が大株主になってることもあり、TOBへの第3者の介入の思惑もあるのでしょうか、本日のケネディクスの株価はTOB価格を上回る755円のストップ高となりました。

株価はストップ高
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通常、TOBの発表があった場合、株価はTOB価格にさや寄せすることがほとんどです。

TOB価格より割安な価格であれば、買ってTOBに応じるだけで儲かるので当然ですね。

多くの場合は、TOBに応募する手間やTOBが成立しないリスクなどを考慮し、TOB価格より数円低い株価で取引されます。

今回のケネディクスのTOBに関しては本日の終値でTOB価格を上回っており、第3者の介入などの期待があるようです。

このまますんなりとはTOBが成立しないと考えいる投資家が多いのでしょう。

どちらかといえば私もそっち側ですね。

今後どうなる

今回のTOBはケネディクス側が賛同している友好的TOBです。

また、筆頭株主であるARAグループとは既に同意が得られていますので、TOBに対して何らかの動きをするとすれば、それ以外の投資家となるでしょう。

第3者の介入などによりTOB価格が引き上げられたり、別の機関投資家などがTOBを発表すると事態は過去にも事例があります。

直近では、島忠に対してDCMホールディングスとニトリホールディングスの2者がTOBをしかけることがありました。

島忠の株価はTOBの発表などにより数回にわたり大きく上昇しています。

ケネディクスのTOBについてもこういった思惑が働いた結果、TOB価格を上回ったと考えられ、今後の動きに注目が集まりそうです。

しばらくはケネディクスの動きに注視していきます。

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