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ボーナスカットのニュースが次々と出てきますね。


弊社も昨年ベースで減額されると通達されました。

夏よりは多いらしいので、まあ仕方ないかなといったとことです。

JALが増資を発表するなど、好調な株式市場とは裏腹に企業業績は落ち込んでいます。

将来の企業業績を反映するのが株価です。
(現在の株価は金融緩和に支えられている部分も大きいですが)

株価は既にコロナ禍後の企業業績の回復を織り込んでいるのでしょう。

GDPが来年にコロナ前の2019年の水準まで回復するとは思えませんが、株価はどの程度まで企業業績の回復を見越しているのでしょうか。

考え事としては面白いテーマですね。

そんなことを考えなくともリスクを管理しながら分散投資をコツコツと継続すればいいのですが。笑



みなさん、こんばんは。

経済的自由を目指す投資家の森田です。

独立(セミリタイア)に向けて、総資産額を増やすことと共に、インカムゲインの増加も優先課題としています。

そのために高配当ETFとよばれるETFに投資しており、現在保有しているのは【1489】日経高配当株50ETFとSPYDです。

少しずつではありますが、これらのETFに投資を進めており現在は5,000,000円程度を保有しています。

最終的には取得株価ベースの配当利回り5%として配当金が2,000,000円となる、40,000,000円程度は保有したいですね。

さて、【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(以下 日経高配当株50ETF)ですが、10月末予想配当利回りは5.2%となりました。

日経高配当株50ETFについての紹介記事はこちら

【1489】日経高配当株50ETF 10月末の予想配当利回りは5.2%に
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【1489】日経高配当株50ETFの10月末予想配当利回りは5.2%となりました。

50銘柄に分散されているETFとしては十分な水準ですね。

米国株もそうですが、コロナ禍以降は成長株の上昇が成熟株に比べて大きく、日経高配当株50ETFの株価(基準価額)も低調となっています。

冒頭で述べた目標のためには、こういった時期に保有株を増やしておきたいですね。

ただし、あくまでも予想配当利回りであるという点には注意が必要です。

業績悪化が著しい企業も複数ある

【1489】日経高配当株50ETFは簡単に言えば、日経平均採用銘柄の中から配当利回りの高い50銘柄で構成されるETFです。

日経平均採用銘柄という大型銘柄の中から選定されますので、比較的安定性が高い銘柄が多いですが、中にはコロナ禍の影響で業績が大幅に悪化している銘柄もあります。

例えば、コニカミノルタは配当予想は前期同額としていますが、今期業績は赤字予想です。
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※コニカミノルタ決算短信より抜粋

また、セイコーエプソンも配当予想は前期同額としており、今期業績は黒字予想ですが純利益を大幅に上回る配当予想額となっています。
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※セイコーエプソン決算短信より抜粋

このように、日経高配当株50ETFの中にはコロナ禍の影響を強く受けている企業も複数ある点には注意が必要です。

場合によっては、配当が予想より引き下げられ現在の予想配当利回りはまぼとしとなるかも知れません。

ただ、配当が維持できないほど業績が悪化した場合は運用ルールに基づき銘柄が入れ替えられます。

ルールに基づき機械的に銘柄が入れ替えられ、延々と塩漬け銘柄を保有することがないというのがETFのメリットです。

日経高配当株50ETFに限らず、高配当ETFの中には成長性が乏しいと思われる銘柄が多数含まれていることがあります。

ただ、そういった企業が本当に低迷し配当が維持できなくなれば、自動的に除外されます。

つまり、成熟企業から衰退企業になった銘柄は除外されるわけです。

こう考えると高配当ETFは長期的に成熟企業に投資をし続けられる投資商品という見方もできるかも知れませんね。

さて、そんな高配当ETFである日経高配当株50ETFですが、純資産額は低迷しています。

純資産額は低迷
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日経高配当株50ETFの純資産額はコロナ禍以降の下落傾向にあります。

投資信託やETFにとって純資産額は重要ですので、右肩上がりに上昇することが理想です。

基準価額(株価)が低迷している影響もありますが、それでも純資産額は買い手が増えれば増加します。

人気の無さは他のETFと比べると歴然です。

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こちらは日経高配当株50ETFと同じNEXT FUNDSシリーズのTOPIX連動型上場投信【1306】の月次レポートです。

基準価額は2018年前後のピークを越えていませんが、純資産額はその頃よりかなり増加しています。

買い需要がある証拠ですね。

日経高配当株50ETFについても2020年はじめ頃までは、基準価額は下落していますが純資産額は増加しています。
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※再掲

投資家のマインドがコロナ禍の影響もあり、高配当銘柄(成熟株)よりも成長株に移っていることが如実にわかりおもしろいですね。

投資テーマや人気化するセクターは変化していきますが、相場に振り合わされないように今後も投資を継続していきます。

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