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みなさん、こんばんは。

昨日の記事でもボーナスの話をしましたが、私のボーナスは2割減となりそうです。



住宅ローンのボーナス返済があるのがネックなんですよね。
家計的にそこまで困っているわけではありませんが、投資資金をできる限り確保したいのでこのボーナス減は痛いです。

そもそも、妻のNISA口座と子ふたりのジュニアNISA口座の上限、年280万円を私の薄給で捻出しようという計画が無茶なのですが。笑

これから住宅を買う方々は、ボーナス返済に頼らない資金計画を立ててくださいね。


さて、大塚家具が予想どおり(笑)4期連続の赤字決算を発表しました。




大塚家具

大塚家具は家具専門店です。
売上は300億円を超えています。

家具専門店としては大手企業ですね。

ですが、ここ最近は業績が振るわず4期連続の赤字となっています。

4期連続赤字

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大塚家具は6月19日に決算を発表しました。
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2020年4月期は77億円の赤字決算となり、最終赤字となるのは4期連続です。

親子でもめる騒動もあり、業績は悪化したままでなかなか業績回復の糸口が見えてきません。

現状、親子での経営権争いに勝った久美子氏の経営は失敗しているとしか言えないでしょう。

大塚家具の経営戦略転換に関わる親子喧嘩

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以前は、顧客に対して店員が付きっきりで商品説明などを行う高級路線の家具店でしたが、ニトリなどの台頭で大塚家具の業績は低迷していました。
(赤字となったのは、親子喧嘩以降ですがそれ以前から業績は悪化していました。)

久美子氏は業績立て直しのため、それまでの高級路線から低価格路線に経営戦略転換をはかりましたが、親である勝久氏はそれを認めず、上場企業の親子が経営権を争う親子喧嘩が勃発しました。

結果、久美子氏が勝利したのですが、勝久氏が新たに設立した会社に社員が流れるなど大塚家具は疲弊していきます。

結局、久美子氏の低価格路線でも思うように業績は伸ばせず、4期連続の最終赤字へと至ります。
その過程で経営が苦しくなり、現在はヤマダ電機の子会社です。

大塚家具の今後

業績悪化により資金繰りが苦しくなった大塚家具は昨年の年末にヤマダ電機の子会社となりました。

家具と家電ということでシナジーはありそうですが、大塚家具としては経営悪化により止む無くヤマダ電機に買収をお願いしたような立場でしょう。

久美子氏は今期の黒字化を目指すとしていますが、困難な道になるでしょうね。

消費者の多くは、大塚家具に良いイメージを持っておらずもはや高級路線に戻すにはブランドが傷つき過ぎました。
かといって、低価格路線ではニトリにはかなわないでしょう。

ヤマダ電機は住宅事業などにも手を出していますので、家具販売の販路は広がると思いますが、結局ブランドの問題をどうにかしないと厳しいと思います。

親子喧嘩により、良質な顧客が離れたのも大きかったでしょうね。

赤字が続けば経営危機に

現時点で、大塚家具の純資産は増資を行ったことで117億円あります。
自己資本比率も60%を超えており、数字だけみれば問題ありません。

ですが、今期の赤字額は決算期変更により16カ月決算になったとはいえ、77億円という大幅な赤字です。
前期も32億円の赤字を計上しており、このままでは早晩自己資本が尽きてしまいます。

大塚家具はリストラ、店舗縮小進めるなどテコ入れを行ってきましたが、厳しい状況です。

はっきり言って、投資したくはない銘柄ですね。笑

ただ、こういった苦境からV字回復を遂げれば株価も大幅に上昇する可能性は高いです。
誰しもが避けるタイミングでの投資が莫大な利益に繋がることもあります。

結局投資は自己責任ですので、最終的には自分の投資判断次第なんですよね。
冷静なトレードを心がけたいものです。

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