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みなさん、おはようございます。

FP資格を持つ個人投資家の森田です。
我が家にも先日給付金の案内が届き、そろそろ申請しようと思っています。

給付が決定するまで、収入減となった世帯に30万円が国民全員に10万円ずつに変更となるなど、いろいろあった給付金ですが、給付後ももめているようです。

給付が世帯主に一括で行われることが問題となっています。

特別定額給付金は世帯主給付

ひとり10万円の給付金は世帯主給付となります。
ですので、4人家族の場合は世帯主の口座に40万円が振り込まれるわけですね。

我が家も40万円が私の口座に振り込まれることになります。

そこで問題となっているのは、世帯主が好き勝手に給付金全額を使ってしまうのではないかということですね。

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そもそも世帯主給付となったのはスピードを重視したためでしょう。

スピード感を重視

この給付金は、コロナ対策ということでスピード感が求められていました。
給付金の支給が決定した後も、各自治体が頑張ってくれていましたよね。

これが個人毎の口座が必要となった場合、4人家族であれば給付金振り込みの確認作業が4倍になります。
申請する側も各書類を全員分用意する必要が出てくるでしょう。

こういった点を考えれば、私は代表者に全額を給付するとしたことは良かったと思いますね。
そして、じゃあ誰を代表とするのかを考えた場合、市役所で把握できる世帯主を代表者とするのは自然な流れではないでしょうか。

このニュースを見て思ったのは、大部分が家族内の問題だろうということです。

給付金の問題の大部分は家族内の問題

そもそも政府もDV被害を受けている場合などについては対策を取っています。
もちろん、隠れDVもあると思うので今回の問題が全て家族内でどうにかするべき問題というわけではありませんが、大部分は本来家族の話し合いで解決するべき問題でしょう。

冒頭の世帯主が勝手に使ってしまうのでは?という不安などはその最たるものですね。
へそくりでこっそり贅沢品を買うのとはわけが違いますので、家族で話し合ってどうするか決めるのが当然でしょう。

お金のことは家族間での話し合いが重要

今回の給付金は額も大きいので、多くの家庭では家族で給付金の使い道を話し合うということになるでしょう。
その結果、特に生活に困っていなければ自由に使うということになるかも知れませんね。

どういう使い道になるかは別として、家族間での話し合いを行うということが重要です。
この点については給付金だけに限らず、お金全般に言えることですね。

日本では家計の管理を夫婦どちらかが全て行うというパターンが多いですが、家計については夫婦ともに十分に把握しておくべきだと考えています。
その方が家計状況や節約すべき部分を共有化できますし、協力して世帯の資産を管理できるからです。

給付金の使い道を話し合うことをきっかけに、家計についても家族で話し合いができるチャンスだと思います。
ぜひ、お金のことについては家族全員で話し合う良い機会としてください。

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