日経平均株価が20,000円を回復しましたね。
私の金融資産評価額もかなり回復しています。
(私の保有銘柄の【2337】いちごも30日の株式市場で10%近い上昇となりました。)

そんな中、コロナウイルスの影響による業績悪化が多数の企業から続々と発表されています。

特に旅行業界や観光関係や空運業などは厳しい状況ですね。

空運業国内大手のANAは無配、JALも期末配当の見送りを発表しました。

ANA 前期配当は無配


ANAは28日に2020年3月期決算を発表しました。

コロナウイルスの影響で純利益は75%減と大幅減益となりました。
黒字決算とはなりましたが、配当については無配としています。

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2019年3月期の配当は75円でした。
2020年3月期も同額の75円配当の予定でしたが、一転して無配となりました。

決算自体は大幅減益とはなりましたが黒字を確保できましたが、先行きの不安から手元資金の確保を優先したようです。

株主としても倒産してしまっては元も子もないので仕方ないかも知れませんね。

JALは期末配当を見送り

同業者のJALも期末配当を見送りました。

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2020年3月期の配当金は中間配当の55円のみです。

従来予想では期末も55円配当の予定でしたので50%の減配ですね。

JALもANAと同様に手元資金の確保を優先したとのことです。

航空機のリース代など事業運営に多額の資金が必要であり、コロナウイルスの影響で空運の需要が著しく減少したことで経営が圧迫されています。

両者とも多額の資金を有してはいますが、今後状況によっては更なる融資が必要となるでしょう。
投資家目線ではしばらくは手出し無用といったところでしょうか。

今後もコロナウイルスの影響で業績悪化する企業が続くか

今後も業績が悪化する企業が続々と出てくるでしょう。

30日の日経平均株価は20,000円を回復しましたが、業績が大幅に悪化している企業が多数あることを考えると企業業績以上の株価となっている気がします。

決算シーズンが終われば、上場銘柄全体の業績がどの程度落ち込んだのか、市場PERはどの程度なのかしっかりと確認していきたいと思います。

今後も予断を許さない相場状況が続きそうですね。



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