画像上書き用

みなさん、こんばんは。
森田です。

スマートフォン決済の先行者であるオリガミが事実上破綻し、メルカリに身売りとなりました。
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キャッシュレス決済は国を挙げて推進されており、
成長性のある分野とされています。
ですが、2012年創業で早くからキャッシュレス決済事業を開始したオリガミは事実上の破綻となりました。




オリガミは全株式をメルカリへ売却

オリガミは資金繰りが悪化し、全株式をメルカリへ売却することで同意しました。
売却価格は1株=1円と言われており事実上の経営破綻です。

キャッシュレス決済という時流に乗ったサービスを行っていましたが、
後発のペイペイなどとの競争に負けました。

ポイント還元競争

ペイペイなど後発のスマホ決済アプリは利益を度外視したポイント還元政策でシェアを伸ばしました。
資本で及ばないオリガミペイは先行者の有利を生かせず競争に負けシェアで大きく差をつけられてしまいました。

後追いの大企業が大資本を振りかざして、新興企業を蹴散らした形ですね。
これをやられるとスタートアップ企業はたまったものではないでしょうね。

後追い企業がすぐに同様のアプリを開発できるという点にオリガミペイの敗因があると思われます。

新規事業で重要となる参入障壁

新規事業において利益を大きく伸ばせるかは参入障壁にかかってきます。
参入障壁が低い場合、後追い企業にシェアを奪われてしまいます。

一方でその分野で独占的な企業となれば、
業界全体の利益を手に入れることが可能です。

スマホ決済アプリの技術をすぐに開発され、
大規模なCMやポイント還元でシェアを奪われた結果が今回の身売りを招きました。

スマホ決済市場自体は順調に伸びていますので、
フロントライナーであったオリガミが破綻したのはもったいないなという印象です。

スマホ決済アプリの差別化は難しい?

資本の大きな企業が多大な広告宣伝費とポイント還元キャンペーンにより、
先行者であるオリガミをあっという間に抜き去りました。

スマホ決済アプリの差別化は難しいという点が大きな原因ではないでしょうか。

スマホ決済アプリを利用者が選ぶ際のポイントは
・利用できる店舗数
・ポイント還元率

の2つです。

この2つの点は両方、資本が大きな武器となります。
実際ペイペイは利用店舗側の設置負担を無くすとともに、
大規模なポイント還元を実施したことで大きくシェアを伸ばしました。

利益を度外視した戦略は資本を持たない企業には難しいです。
結局、こういった競争になると先行者であっても後追いの大企業に負けてしまいます。

ペイペイが圧倒的なシェアをとればそれ自体が参入障壁となる

スマホ決済アプリは多くの企業が開発しており、
技術的には参入することは難しくありません。

ただし、既にペイペイが他社に比べ大きくシェアを伸ばしている状況です。
このままシェアを拡大すれば、
新たな企業が参入しても利益が見込める可能性は低くなります。

寡占、あるいは独占状態になるということが参入障壁となるのです。

投資先を選ぶ際は他の企業がまねできないサービス、製品を持っているかが重要

今回のオリガミの破綻で教訓となるのは、
一見優れたサービスであっても簡単に他社にまねされるようでは、
大きな成長は見込めないということです。

その企業が持つ強みが何なのかを知ることが投資先の選定では重要となります。

自分のお金を投資するのですから、
流行などに流されずに、しっかりと成長を継続できる企業に投資したいものですね。


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