無題

お笑い芸人のチュートリアル徳井さんが所得隠しと申告漏れを指摘されたようです。
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私もセミリタイア後はライター業として確定申告する予定ですので、
税務処理は気を付けたいものです。

高所得の場合は会社設立が有利

日本は累進課税制度が採用されていますので、
高所得者ほど所得税率が高くなります。

現在の最高税率は45%です。
個人事業主の場合、課税所得が4,000万円を超えると45%の所得税率となります。

私もセミリタイア後、それぐらい稼げるように頑張ります。笑

よく所得×所得税率が税金だと勘違いされていることがありますが、
あくまで最高税率の45%が適用されるのは、4,000万円を超えた部分のみです。

でないと、4,001万円稼ぐより3,999万円で止めておいた方が得ということになりますからね。
そのあたりは控除額の計算により、うまくなるようになっています。

さて、所得税の最高税率が45%である一方、
法人税率はの上限は23.2%ですので、法人化することで節税が可能です。

法人から給料が支払われる形となりますので、
給与に対しても税金は発生しますが、
給与自体が法人の経費とできますので、
有名人のように高所得者であれば法人化のメリットが大きいでしょう。

セミリタイア後は税理士に書類作成を頼むのか

私はセミリタイア後も確定申告は自分で行うつもりです。
青色申告控除の65万円控除を受けるために複式簿記で帳簿をつける予定にしています。

もちろん手間ではありますが、
帳簿を整えるだけで65万円の控除が受けられるならメリットは大きいと感じます。
経費+青色申告控除と基礎控除、その他もろもろの控除を合わせれば
せみりセミリタイア後はほぼ税金はかからない計算です。

税金が発生したらそれはそれで稼げているのだからいいことですからね。
今から、昔の記憶を思い起こして簿記の仕方を学んでおきます。


もちろん法人化まで規模が大きくなれば税理士に頼むことになると思いますが。

チュートリアル徳井は税理士に任せていなかったのか?

ニュースでは所得隠しと申告漏れが指摘されたと報道されています。
所得隠しはよくある、何でも経費にしてしまうというやつですね。
個人的な旅行や買い物の費用はもちろん経費にはできません。

不思議なのが申告漏れです。
2016年から2018年の3年間、収入があったのに申告していないということですが、
徳井さんレベルの方でも税理士に任せていなかったのでしょうか?
謎です。

更に言うと、税務署側も3年も放置しなくても申告が漏れていることはわかっていたはずでは?
あれだけテレビにも出ており、2015年までは申告があったんだから。

見せしめ的な意図もあるのかも知れませんね。

どちらにしろセミリタイア後の確定申告は適正に行おうと決意したニュースでした。

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