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私は投資資金の大部分を長期投資として運用していますが、
本業以外の収入を得る目的で短期投資も行っています。

今回は長期投資と短期投資のトレード手法の違いについてです。



長期投資


長期投資は企業の成長性を第1に考えています。
将来の利益と現在の株価を考慮し、投資するかどうか考えています。

個人的には、景気により業績が大きく変わる企業よりは業績が安定している企業の方が好みです。
理由は単純に将来利益や期待リターンなどの計算がしやすいからですね。

いつ訪れるか分からない不況期時に赤字になる企業の将来利益は計算が困難だと考えています。
業績が不安定な分、投資妥当な株価を割り引いて判断する必要がありますが、
結局は値ごろ感で投資してしまうのではという懸念を持っています。

長期投資では成長性を第一優先に

成長性を重視して投資判断をしますので、
明らかに割安だと思われる銘柄があっても、
長期的な成長性が無いのであれば長期投資として保有することはありません。

PERやROEなども参考にはしますが、
そういったテクニカル指標よりも、企業の事業内容を重視します。


短期投資

短期投資に対して私が持っているイメージは勝率の高いギャンブルというものです。
短期的な株価の動きは市況など外部要因にも大きく左右されるので、
ギャンブル的要素が高くなると認識しています。

一方で、過去の決算資料やIR情報などを分析すれば、
ある程度決算内容が予測できる場合があり、
そういった時に短期的に取引することがあります。

例えば、決算前に下げている銘柄の決算内容が良いと事前に予想できる場合などです。
また、反対に決算の数字が悪く大幅に下落した銘柄であっても、
期ズレや前期に特殊要因があったなど決算内容に問題がない場合は、
反発狙いの買いを行うことがあります。

短期投資は大損しないことを優先

短期売買する基準としては、
・利益が得られる可能性が高く
・損失も限定的

な場合です。

ですので、
決算内容が良いと予測できても決算前までに大幅に上昇しているような銘柄は取引しません。

材料出尽くしや、決算が悪化した場合損失が大きくなる可能性が高いからです。


本当は短期売買はあまりしたくないのですが、
妻とふたりの子のNISA口座をフル活用するために短期売買を行っています。

妻NISA 120万円
子NISA   80万円×2

計280万円を年間の投資資金として用意できるよう稼ぐことが目標です。

ライティングの副業や株の配当収入などもありますが、
短期売買で年間50万円程度は利益を出していく必要があります。
コンスタントに利益をあげるには、チャンスを待つことが大切です。


短期売買で重要なのは「待つ」こと

短期売買で稼ぐには、チャンスを待つことが何よりも重要です。

株取引の状況が把握できる板情報やチャートを見ていると、
どうしても取引したくなるものですが、ぐっと我慢。

値動きの激しい銘柄を監視していると取引したくなりますので、
私の場合は短期売買するにも決算資料などを分析してから取引します。

明らかに決算内容などが株価に反映されていないと判断した時のみ、
トレードします。

また、短期売買を行うのは総資産の10%以下にしており、
長期投資に影響がないようにしています。


あくまでも資産形成のメインとなるのは長期投資保有銘柄です。
短期投資でリスク過多とならないようにこれからも慎重にトレードしてきます。



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