指の数え方のイラスト「3」

皆さん、こんばんは
まだまだ暑い日が続きますね。
省エネ対策という害悪規定により私の職場はクーラーが休んでおります。





いやいや、30度超えてるのに冷房つけんって・・・
転職を真面目に考える今日この頃です。

仕事自体は定時あがり(何より重要!)ボーナスも出るので悪くないんですが。
ただ、給料もほぼ年功序列なので経理・総務を担当している私はだいたい将来の給料がわかるんですよね。

40歳、50歳の時にこの給料でこの仕事をしたいかというとNGです。

さて、前置きが長くなりましたが今回はグローバル3倍3分法ファンドを紹介します!


グローバル3倍3分法ファンド

グローバル3倍3分法ファンドは日興アセットマネジメントが運用を行う投資信託です。

その特徴はファンド名にもあるとおり、
3倍の運用を3つの投資対象に行うことにあります。

投資対象は株式・債券・REITの3つです。

運用方法として先物取引を利用しており、純資産額の3倍程度の投資を行っています。

新しいタイプの投資信託ですね。

レバレッジ3倍の投資信託ですが、リスクもむやみやたらに取っているわけではありません。
投資対象である株式・債券・REITの各資産のリスクが同程度になるように資産配分が行われています。

はい、そうです皆さんお気づきのとおりリスクを揃えるとなると大部分が債券への投資となります。
分散投資のリスク軽減効果をしっかりと機能させるには、
各資産のリスクを揃える必要があるというのは、レイ・ダリオも言っていますね。

株式・債券・REITを3分の1ずつ保有した場合、
結局株式とREITのボラティリティが債券に比べ数倍高いので、
リスク軽減効果が十分に発揮されません。

結局、株式とREITの動きの影響が強いのでファンドの成績も株式とREIT次第になるわけです。

グローバル3倍3分法ファンドではそれを避けるためにそれぞれのリスクを揃えています。

具体的な比率は
株式 20%
REIT  13.3%
債券 66.7%

です。
これだけを見ると債券の割合が多すぎていくらリスクが低くとも、
リターンが期待できなさそうですよね。
ですが、見限るのは待ってください!

グローバル3倍3分法ファンドはレバレッジ3倍のファンドですので、
実質の資産配分は
株式 60%
REIT  40%
債券 200%

です。

株式とREITというリターンが見込める資産が100%、
それらのリスクを軽減させる債券が200%となります。

株式やREITのリターンに加えて、債券は低リターンとはいえ投資額の2倍となりますので、
そこそこのリターンを見込むことができます。

怖いのは信託報酬が高く、せっかくのリターンが削られるという点ですが、
グローバル3倍3分法ファンドの信託報酬は0.44%(税抜)と、及第点です。
レバレッジファンドとしては優秀と言えます

グローバル3倍3分法ファンドの特徴

グローバル3倍3分法ファンドはレバレッジをかけて分散投資をしているのが特徴ですが、
その目的はリスク当たりのリターンを高めることにあります。

リスク当たりのリターン

株式はハイリスクハイリターンの投資です。
株式と株式と相関の低い債券に分散投資することで、リスクを大幅に低下させることができます。

リターンも低下してしまいますが、リターンの低下率よりリスクの低下率の方が大きいため
リスク当たりのリターンは向上するのです。

この点が分散投資の大きなメリットであり、多くの投資家が分散投資を実践している理由でもあります。

グローバル3倍3分法ファンドはこの考え方を一歩進めて、
リスク当たりのリターンが良いポートフォリオにレバレッジをかけて
投資成績を向上させようという思想で設計されています。

考え方としてはレイ・ダリオとほとんど同じですね。

低リスクのポートフォリオは結果的に低リターンになりがちですので、
いくらリスク当たりのリターンが良くても、総量としてリターンを求める投資家のニーズとマッチしませんでした。

しかし、このポートフォリオにレバレッジをかけることで、
低リスクながらハイリターンを目指せる投資が可能となるのです。

私もこの考え方は好きですね。

純資産額も順調に積みあがっていますので、投資を検討する価値は十分ありそうです。

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