今回はジュニアNISA口座で現在保有しているETF
・SPXL
・VEU

について紹介します。


現在、第2子の口座で海外ETFである

SPXL
VEU


の2つに投資をしています。

ジュニアNISA初年度の口座ですので、投資金額は数十万円程度ですが
最終的にはジュニアNISAの上限額である80万円×5=400万円を投資する予定です。

その後はロールオーバーを繰り返し、非課税枠を最大限利用して運用していこうと考えています。
現制度が恒久化されるという前提ありきですが 笑

さて、2つのETFの概要を紹介します。

SPXL

SPXLはS&P500の3倍の値動きに連動することを目指すETFです。
いわゆるレバレッジETFとなっています。

レバレッジETFのデメリットして、価格変動が上下を繰り返すレンジ相場に弱いというものがあります。
あくまでS&P500の1日の値動きを3倍にするというETFですので、
レンジ相場では下記のように減価が起こってしまいます。

無題4
(出典 日本取引所グループ)

インデックス指数は株価が上下し元の価格に戻っても
レバレッジETFの価格は元の価格より低い株価となっています。

このようにレバレッジETFは上下を繰り返すような相場には相性が悪いです。

私がなぜレバレッジETFを保有しているかというと
長期的には株価は右肩上がりで上昇していくと考えているからです。

無題5
(出典 日本取引所グループ)

こちらは上昇相場の場合のレバレッジETFの動きを示したものです。
インデックスの15.5%上昇に比べ32%の上昇と2倍を超える上昇となっています。

このようにレバレッジETFはトレンド相場ではレバレッジ効果が増加します。
下落相場のときも同じように下落幅が大きくなるので注意が必要ですが。

SPXLはレバレッジ3倍ですので上記画像よりもっと値動きは激しくなります。

SPXLはS&P500の3倍の値動きとなるレバレッジETFですので、
投資対象はアメリカ株です。

ここ数年アメリカ株は極めて好調ですが、この後どうなるかはわかりません。
ジュニアNISA口座での投資ですので長期投資前提です。

よって、できれば全世界の株式に投資したいと考えていました。
そこでSPXLと組み合わせたのがVEUです。

VEU

VEUはアメリカ以外の世界中の国の株式を投資対象とするETFです。
SPXLはアメリカ株のレバレッジETFですので、

SPXLとVEUを組み合わせることで、世界中の株式にレバレッジをかけて投資を行うことができます。
以前紹介したVTという世界中の株式を投資対象とするETFがありますが、

SPXLとVEUを組み合わせることで擬似的にVTにレバレッジをかけることが可能です。
本当はVTのレバレッジ版があればよかったのですが現在そういったETFはないので、
SPXLとVEUを組み合わせています。

現在はSPXL25%VEU75%という比率で保有しています。
SPXLは実質3倍ですので、アメリカ株50%それ以外の国50%ですね。

全体のレバレッジ比率は150%、1.5倍です。
この程度のレバレッジであれば、大きな問題にはならないと判断しています。
株式は長期投資前提であれば思っているよりリスクは少ないものです。
この辺りの話はまたどこかで記事にできたらと思います。

SPXLとVEUを組み合わせることで
擬似レバレッジVTでの運用を行う
これが第2子のジュニアNISAでの投資戦略です。

投資状況については随時記事にする予定にしています。



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